糖尿病治療を開始しても高脂肪食により慢性炎症は持続し、インスリン抵抗性・β細胞の機能障害は憎悪する

ちはっす。飽和脂肪酸による炎症がインスリン抵抗性、及びβ細胞の機能障害を惹起するというのは、既に知られていることです。炎症が糖尿病を促進する糖代謝異常、とりわけインスリン抵抗性は何故起こるのか?糖尿病患者のβ細胞は何故死滅して行くのか?今回は、高脂肪食が飽和脂肪酸それ自体による炎症作用に加え、慢性炎症を助長している可能性があるという、米国糖尿病学会のサイトに掲載された論文を紹介します。High Fat Intak...

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糖尿病を治すための食事制限の考え方

ちはっす。今回は、糖尿病完治のための食事制限はどのように考えればよいのか?というお話です。治すつもりがない人は、好きにやってもらって構いません(笑)当然のことながら、運動(ここで言う運動とは筋トレのことです)と食事はセットですから、運動を行っているという前提の話です。ポイントは普通にカロリー制限を行って、完全に血糖コントロールができているなら、それ以上無理に下げる必要はありませんし、難しいことを考...

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糖尿病になるかならないかの分かれ道、初期耐糖能異常から何が糖尿病へと進行させるのか?

ちはっす。今回は糖尿病リソースガイドに掲載された論文をご紹介します。肥満者では耐糖能が正常でも脂肪組織におけるインスリン抵抗性が増大する元記事は、米国糖尿病学会の学会誌であるDiabetesに掲載された論文です。Role of Adipose Tissue Insulin Resistance in the Natural History of Type 2 Diabetes: Results From the San Antonio Metabolism Study糖尿病リソースガイドでは、肥満者では、耐糖能が正常であっても、耐糖...

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有酸素運動は時間の無駄【ダイエット・糖尿病運動療法】

ちはっす。前回の記事を踏まえ、今回は5年ぐらい前に書いた記事の改訂版です。前回の記事↓インスリン分泌能力を改善する運動療法のエビデンス今回のタイトルも過激ですが、糖尿病治療に励む方々を腐らせる意図ではありません(笑)如何なる運動もやらないよりはやった方が効果がある。↑はダイエットや運動療法の鉄則です。どんな運動でもやらないよりはやった方が効果があるのです。とは言え、それは言葉通り「やらないよりはやっ...

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インスリン分泌能力を改善する運動療法のエビデンス

ちはっす。血糖コントロールの良し悪しは運動の強度で決まる。というのは、糖尿病運動療法の鉄則です。何故これが正しいと言い切れるのか?と簡単に説明しますと、非インスリン経路での糖の取り込みはGLUT4の発現量に依存しており、GLUT4の発現量はAMPK(AMPプロテイン活性化キナーゼ)の活性化に依存し、そのAMPKの活性化はAMP/ATP比の増加(AMPの増加)、即ちATPを如何に消費したか?(エネルギーを如何に消費したか)で決定され...

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