糖質制限は何故痩せるのか?

ちは。
以前の記事で書いたことはあるのですが、よく聞かれるのでお答え致します。

と、その前に、「痩せる(体重が減る)」とは、どういうことかおさらいしましょう。
ここ重要です。
言わば、あらゆるダイエットの根本定理みたいなものです。
人間というか生き物は、エネルギー不足になると、身体の一部を材料にしてエネルギーに変換します。
この材料にされた身体の一部が減ることにより、体重が減ります。
つまり、体重の増減は、結局はカロリー収支であると言えます。
したがいまして、如何なるダイエットと言えども、結果的にカロリー収支がマイナスであるが故に体重が減ることになります。
これは、世の中にエネルギー保存の法則がある限り、普遍です。
余ったエネルギーは、使うか蓄えない限り行き場がないし、エネルギーが不足したらどこからか調達できなければ生命活動が維持できないのです。

このダイエットの根本定理を知っているだけで、インチキダイエットやオカルトダイエットに騙されなくて済みます。
バナナを食べて痩せようが、トマトを食べて痩せようが、いわしの頭を信じて痩せようが、厳密にカロリー計算すれば必ず収支はマイナスになっています。

そういう訳ですから、「糖質制限で痩せる」というのも結果的にカロリー不足になっているからです。
それ以外にはありません。
食事から炭水化物を抜いてしまえば、それ以外のものをかなりの量食べなければカロリー収支に見合う分を摂取することができません。
しかも、それを毎日ということになると、逆にそちらの方が難しくなります。
かくして、食べてる割にはカロリーが少なく、結果的に痩せていく訳です。

ここでもう一つ重要なことは、カロリーの収支というのは「ある期間のトータル収支」だということです。
まぁ、当たり前と言えば当たり前なんですが、例えば、1週間というスパンで考えた時、1日や2日カロリーオーバーになっていても、1週間のトータルでカロリー収支がマイナスになっていれば、当然痩せます。
これは、実証された研究結果もあります。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3017674/

これは、すべての食事で均一のカロリーカットをしたグループと、週に2日間だけカロリーを大幅にカットしたグループ(どちらも総カロリー量は同じ)を半年間続けて調査した結果、結局どちらも体重の減量幅は同じだったというものです。

つまり、ここから言えることは、糖質制限というのは長期で続ければ続けるほど、毎日カロリーオーバーになるほど食べるのは困難であるので、余程食い意地が張っていない限り痩せる事ができるのです。
食い意地の張った運動音痴のデブには、駆け込み寺のような最強のダイエットなのです。

糖質制限とは関係ないですが、↑の研究結果から、もう一つ言えることがあります。
それは以前から私が主張していますように、効率的なダイエットには有酸素運動は全く必要ないし、単に時間の無駄であるということです。
例えば、1日というスパンで考えてもいいのですが、30分の有酸素運動と同等のカロリー消費を5分の高強度運動で行っても、全く同じ様に体重は減っていきます。

有酸素運動真理教の人達は、よく「脂肪を燃やすには有酸素運動!」と念仏を唱えていますが、それは運動を行っている30分というスパンで考えた時のみの話です。
残りの時間を息止めているのなら別ですが、我々は常に呼吸をしています。
仮に5分の高強度運動で、糖エネルギーしか消費されなかったとしても、その後、糖エネルギーの不足を補うため、総動員で脂肪が使われることになり、結局トータルで見れば同じことになります。
したがいまして、「ダイエットには筋トレ後に有酸素運動」というのは間違いではないにしても、他人にわざわざ遠回りな道を教えているようなものです。
そんな余力があるなら、高強度運動でオールアウトした方が遙かに短時間で済ませられるからです。

ま、結局、ダイエットというのは、何を行っても、最終的にはカロリー収支なのです。


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