サルコペニアとサルコペニア肥満

ちは。

今回は、糖尿病と密接な関係のあるサルコペニアの話です。

サルコペニアとは、筋量が減少する加齢症候群の一つです。
解り易く言うと、サルコペニアがモヤシで、サルコペニア肥満はひょうたんや半デブです。

サルコペニアが進行すると、高血圧のリスクが2~3倍、糖尿病の危険因子の値は何と19倍に跳ね上がります。
更にまずいことに、糖尿病を発症すれば、インスリン分泌不全やインスリン抵抗性等により異化が亢進し、サルコペニアは益々進行します。(タンパク質同化が不十分になる)
これは、カロリー制限をやろうが糖質制限をやろうが有酸素運動をやろうが避けることができません。

我々の身体というのは、常に異化と同化を繰り返しながら恒常性を維持しています。
筋肉も同様で、常に分解(異化)と合成(同化)を行って、一定の筋量を維持しています。
ここで何らかの原因、例えば栄養不足、代謝障害(インスリンの作用不足等)、不活動等の原因で、異化と同化のバランスが崩れると(この場合異化が亢進)、筋肉は減少します。
糖尿病というのは、ひと言で言えば、インスリン作用不足による代謝障害、同化ができなくなり、異化と同化のバランスが崩れるということです。

体重の減少というのは、とどのつまりは、何らかの方法で異化と同化のバランスを崩し、異化を亢進させるということで、体重が減れば確実に筋量も減ることになります。
糖尿病の場合、放っておいてもインスリンの作用不足で異化が亢進し痩せてしまうし、食事療法や運動療法を行っても結局は痩せることになるので、何をやろうが筋量は減ってしまいます。

サルコペニアで減る筋肉というのは、TypeⅡの速筋で、TypeⅠの遅筋というのは、かなり高齢になってもほとんど減りません。
元々、遅筋は小さいですし、遅筋すら減ってしまうといよいよ寝たきりという状態になります。
したがって、有酸素運動をいくら頑張っても、あまり意味がないと言いますか、むしろ速筋は減ってしまいます。

ま、つまり、糖尿病の従来の食事療法や運動療法は、頑張れば頑張るほどサルコペニアは進行し、完治からは程遠い状態になるということです。
(糖質制限など論外)

-つづく(か、どうか解らない)-









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コメント

サルコベニア脱却

王城先生のおかげでサルコベニア脱却できていると自認しています。
僕程度のトレーニングでも筋肉は間違いなくついています。
最近このプログの影響なのか多くの公的な機関が糖尿病に筋トレが有酸素運動以上に有効との発言をしています。とても、嬉しいことです。

2013/08/27 (Tue) 17:35 | スキンヘッド #- | URL | 編集
Re: サルコベニア脱却

スキンヘッドさん、こんちは。

筋トレは、正しく負荷をかければ確実に効果がありますからね。
実際、やってみれば解るというものです。
しかも、有酸素運動と違って、毎日やる必要もないですし、治ってしまえば週2日もトレーニングすれば十分です。
逆に、毎日できてしまう筋トレというのは、やり方が間違っているのです。

問題は、医者や医療機関では、正しい方法が教えられないということですね。

2013/08/27 (Tue) 18:18 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
サルコぺニアの恐怖

王城様、tanakaです。私は3年ほど前に急に体重が69Kgから60Kgになり、会社の健康診断で糖尿とわかりました。現在は筋トレのおかげで176cm72Kgになりましたが、王城様が言われる速筋typeⅡbがふえているのかがよくわかりません。まあ、数値が良くなっているので気にしなくていいとは思うのですが、筋トレで増えた筋肉は速筋type2bと思って良いのでしょうか?

2013/08/28 (Wed) 20:00 | tanaka #- | URL | 編集
Re: サルコぺニアの恐怖

tanakaさん、こんばんは。

筋トレでは、typeⅡaもⅡbも両方増えます。
と、言いますのも、筋トレで使うエネルギーは糖だけでなく脂肪も使っています。
純粋に糖だけを使っていたら、わずか数分も持ちません。
もちろん、高重量を扱う場合は、糖がメインになります。

2013/08/28 (Wed) 20:44 | 王城 恋太 #- | URL | 編集

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