【糖質を食べると脂肪が増える】というオカルト

ちはっす。

「糖質を制限するよりも脂質を制限する方が遥かにダイエット効果がある」という話です。
良い子のみんなにとっては「何を今更」という話かもしれませんが、糖毒系の阿呆の皆さんにとっては驚天動地の話かもしれません。

ま、単純に考えても、糖質やタンパク質というのは1g当たり4~5kcalですが、脂質というのは9kcalあるので、算数ができる人なら誰でも解ることです。
例えば、牛や豚のバラ肉を200g油で炒めて食べるのと、鳥のササミを200g茹でて塩コショウ、またはノンオイルの調味料で食べるのでは、脂肪分だけで70gぐらい変わってきます。
カロリー計算すれば、とんでもなく違うことにお気づきになるでしょう。

更に具合が悪いことに、余剰分の脂肪というのは体内では絶対的に脂肪にしかならないのです。
ドクターもやし教祖的に言えば、これは生理的事実です(笑)

たいていのデブの腹周りは、実は炭水化物の摂り過ぎではなく、脂肪の摂り過ぎでブクブクと太っているのです。
恐らく、糖毒系の阿呆の皆さんは、
「糖質だって余剰分は脂肪に変換され蓄えられるだろう!!糖質こそがあぎゃ~!!」
と、青筋立てておられるか、得意げに悦に浸っておられるかのどちらかだと思います(笑)

確かに、人間の体内では「糖→脂肪」という変換は酵素経路的に可能なので、間違いではありません。
しかしながら、間違いではないにせよ、ほとんど事実誤認です。
ということを、私も最近知りました(笑)

知ることを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり。

と、孔子も論語の為政編でおっしゃっておられます。
ま、その辺が、知らないことまでデタラメでごまかす糖毒系の皆さんと私との知性と教養の差です(笑)

さて、「ほとんど事実誤認」というのは、どういうことかと申しますと、例えば、グリコーゲンの貯蔵というのは、肝臓に100g、筋肉に300g、余った分は脂肪に変換され貯蔵という説明がよくされています。
とは言え、実際には体内では、そんな単純なことは起こらず、もっと複雑怪奇なことが起きています。

De novo lipogenesis in humans: metabolic and regulatory aspects.
Department of Nutritional Sciences, University of California at Berkeley

Glycogen storage capacity and de novo lipogenesis during massive carbohydrate overfeeding in man.
Institute of Physiology, Faculty of Medicine, University of Lausanne, Switzerland.

上記二つの論文は、学術誌にも載った大学研究機関の論文です。
論文も書いたことがない臨床医のインチキ本とは、訳が違います(笑)

人間の身体というのは、糖質を余剰に摂取すると、まずは糖質を優先的にエネルギーとして使います。
その方が効率が良いからです。
更に通常のグリコーゲン貯蔵量を超えて糖質を摂取すると、上記論文によれば、糖質から脂質合成される前に、グリコーゲンの貯蔵量を増やして対応します。
どれぐらいのグリコーゲン貯蔵能力があるかと言うと、15g/kg体重で、更に脂質合成される前に約500g収容できます。
これがどれぐらいのものかと言うと、別の実験では1日6000kcal(1500gの炭水化物)を3日続けて摂取するという、あり得ない状況になります(笑)
このグリコーゲン飽和状態から、更にこれでもかと糖質を摂取すると、ついに糖毒系モヤシの皆さんお待ちかねの脂質合成が始まります。(よかったね。笑)
とは言え、脂質合成と言えども、当然のことながら、糖質や炭水化物と脂肪が等価変換できる訳ではありません。
1日当たり、およそ475gの炭水化物から150gの脂肪が合成されます。

意外と脂肪合成って効率が悪いことに気付かれると思います。
実は、この効率の悪さ故に、この経路は後回しにされるのです。
つまり、糖質というのは糖質のままエネルギーとして使った方が効率的なので、そうしている訳です。
割と人間の身体って合目的なのです。

以上のことから、「炭水化物食い放題だ!」と喜んでいるおっちょこちょいのデブは、一生豚をやってないといけません(笑)
そんなことすれば、身体は手っ取り早く余剰の糖質を使ってエネルギーを回し出しますから、脂肪が使われる割合が減り太鼓腹がなかなか減らなくなります。
まして、カロリーオーバーになれば余剰の脂質は、そのまま脂肪になります。
結局は最初の話に戻りますが、カロリー収支なのです。
で、カロリーを減らそうと思えば、脂質を減らすのが最も簡単な方法です。(熱量が大きいから)

も一つ解ることは、デブが糖質制限をやるとわずか数日で急激に体重が減ったりしますが、あれはほとんどがグリコーゲンで、グルコースに結合している水分が減っているだけなのです(笑)
逆に食べ過ぎた翌日に1kgも体重が増えているのも、ほとんどがグリコーゲンで、グルコースに結合している水分です。
要するに、ダイエットというのは、体重の増減に一喜一憂していてはダメなのです。
「減らすべきは脂肪、増やすべきは筋肉」という大原則を忘れないことです。
脂肪が減っているなら、むしろ体重は増えた方が良いのです。

あと、当然のことながら、「糖質を摂ると脂肪が増える」というのはオカルトです。
厳密に言えば、「カロリーオーバーになれば、余剰の脂質はそのまま脂肪になる。」が正解です。

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コメント

インスリンはNaの再吸収を促す

王城先生のおっしゃる通り、糖質制限によって引き起こされる急激な体重減少は全て水分によるものです。インスリンは、様々な生理作用を引き起こしますが、その一つに尿中のナトリウムの再吸収があります。初期の糖尿病(インスリン分泌自体は減っておらず、インスリン抵抗性によって、むしろインスリンが過剰分泌されている状態)が高血圧を併発するのは、インスリン血症によって尿細管からのナトリウム再吸収が過剰に行われ、血漿浸透圧の上昇によって身体に水分を溜め込んでしまう為です。身体が水分でパンパンに膨らんだ状態です。このような人が糖質制限を始めるとインスリンの追加分泌がなくなり、尿からのナトリウムの再吸収が正常化して、あっという間に身体から水分が抜けるので、驚くほど短期間に体重が減少するのです。もちろん、王城先生のおっしゃられているグリコーゲンに結合している水分も抜けていくので、それらの水分を合わせれば、かなりの量になりますね。まぁ、モヤシの筋肉に蓄えられているグリコーゲンなど、高が知れていますが。なんちゃって。私もモヤシです。。。

2014/08/19 (Tue) 03:39 | クロ #- | URL | 編集
Re: インスリンはNaの再吸収を促す

クロさん、こんちは。

勉強になります。

そうすると糖尿デブの場合は普通デブに比べ、炭水化物の摂り過ぎで貯まりに貯まったグリコーゲンとのダブルパンチで、更に体重激減ですね。
しかも、体重が減ったくせに脂肪がイマイチ落ちていない所が、間抜けなデブをよく表しています(笑)

ま、しかし、体重さえ落ちればデブは納得するのでチョロいもんですね(笑)

2014/08/19 (Tue) 05:51 | 王城 恋太 #- | URL | 編集

とても参考になりました!

太るということは、少しずつ積み重ねのカロリーオーバなんですよねー。。。
数日で太った痩せたなんてあるわけがないのですよね

私は肉の脂が苦手、スイーツよりオニギリ、お米大好きで太ったようなものですが
手作りオニギリや自宅で炊いたご飯をお茶碗に普通によそうだけでも
軽く市販オニギリ1.5倍はありますからね

炭水化物の摂取が多い場合の炭水化物カットは
大幅なカロリーカットになりますしその分の水分も抜けるので大幅な減量になりますよね

私はもう20代ではないし(笑)、短期だけ、体重だけのダイエットは興味がない、必要がないw、炭水化物は毒ではなく幸福の薬と思っているので(セロトニンがドバーですよ!)
炭水化物カットより、高強度筋トレですね!

最近
スクワットが伸びなくて嫌いで悩みです。。。
がんばります






2014/08/19 (Tue) 10:21 | えり #- | URL | 編集
ありがとうございます

こんにちは、純正もやしです。
コメントお返事ありがとうございます。
心強いお言葉ありがとうございます。
まずはダンベルすぐ購入します!
できることからコツコツさらに筋トレ頑張ります。
そしてちゃんと健康な身体になるように頑張ります!

2014/08/19 (Tue) 17:02 | 純正もやし #mcr.Efac | URL | 編集
Re: タイトルなし

えりさん、こんちは。

>太るということは、少しずつ積み重ねのカロリーオーバなんですよねー。。。
>数日で太った痩せたなんてあるわけがないのですよね

そういうことです。
半年、1年、またはそれ以上の中長期で見れば、その間のカロリー収支の結果でしかないのです。
短期間で体重が減った!と喜んでいるデブは、単に水分が抜けただけで、脂肪なんか大して減っていません。
エネルギー保存の法則を超える現象は起こらないし、そんなことが起こると言っている奴は、ただのオカルト馬鹿です。

たいていのデブは炭水化物の摂り過ぎなんですが、炭水化物だけを食ってるデブはいません。
そういう場合は、自動的に脂肪摂取量も増えます。
そうすると、余剰に摂取した脂肪はそのまま脂肪になり、余剰の糖は優先的にエネルギーとして使われ、脂肪が減らずに増えるばかりという悪循環になります。
このデブ・スパイラルを抜け出すには、カロリーを減らして運動すれば良いだけです。

>スクワットが伸びなくて

筋トレで急激に伸びるのは、初心者の時期(初回ボーナスステージ)だけです(笑)
伸びなくなってからが勝負なのです。

2014/08/19 (Tue) 21:02 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
Re: ありがとうございます

純正もやしさん、こんちは。

そうです。
まずは、できることをやる、というのが肝要です。
何もできない奴は、大きな声で挨拶するのです(笑)
まずはそこからです。

2014/08/19 (Tue) 21:04 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
ようやくデータが…

突然失礼します。
私は数年前、とあるテレビ番組で「人間の身体は、糖質を脂肪に変える能力はほとんど無い」という話を聞きました。
私は米を大量に食べますが、痩せ型で体脂肪率も高くありません。「なるほど。米食っても脂肪にならないのか。自分の身体と同じだ」と理解しました。
が、以前からダイエットと言えば「糖質こそ悪」と言わんばかり。「余分な糖質は、体内で脂肪に変わり、蓄えられる」という考えが主流で、自分の身体と違い、混乱してました。
そのため、「それだけ言われているのなら、糖質が体脂肪になる、というデータがあるはずだ」と探していましたが簡単には見つからず。また、「糖質制限ダイエット」を勧めている方にも、「そのデータを示して欲しい」と言っても「自分で調べろ」と。
そんなこんなで探していたら、この記事にたどり着きました。
やっぱり、糖質は体内ではほとんど脂肪にならないのですね。余った糖質はドコに消えるのでしょうか?

2016/05/20 (Fri) 21:20 | 取り敢えず名無し #- | URL | 編集
Re: ようやくデータが…

取り敢えず名無しさん、こんちは。

新しい記事でも書きましたが、余った糖はグリコーゲン貯蔵量を増やして貯蔵されます。
体重1kgにつき15gまで増えるというのは、成人男性の場合です。
もちろん、骨格筋量によって個人差があると思います。

2016/05/23 (Mon) 13:59 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
済みません、見落としてました

そもそも「糖質が余る」等という事態になり得ないんですね。糖質を、信じられない程摂取して、ようやく余った状態になる、と。
日常生活において、糖質が脂肪に変わるなんていうことを考慮する必要が無い、と言ってもいいレベルですね。
あと、糖質を大量摂取すると、体温上昇があるようですが、この現象によって、脂肪が燃焼されることはあるんでしょうか?もしご存知なら…。

2016/05/24 (Tue) 09:08 | 取り敢えず名無し #- | URL | 編集
Re: 済みません、見落としてました

取り敢えず名無しさん、こんちは。

脂肪というのは呼吸する限り、24時間いつでも燃焼しています。
酸素を摂取し、赤血球で全身に運ばれ、脂肪や糖と結合しエネルギーを産生し、最終的には二酸化炭素と水になり体外へ排出されます。

日常生活においては、余程の食い意地の張ったデブか、全然動かずにATP供給が過剰になっているグータラ以外は、ほとんど無視できるレベルですね。

2016/05/24 (Tue) 19:06 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
糖質の取り方

こんにちは。今回もとても勉強になりました。
毎日つけているアプリのPFCで脂質の低さをみてニヤニヤしてしまう今日この頃です。
ただ、計算で割り出している1日の糖質量をちゃんととろうとすると、結構大変ですね。ワタシは玄米120gでも上がる時はあがるので、ここ最近は1度に食べる量を減らして糖質だけ分食しているんですが、1度にとる糖質量が少ないだけに、気を付けないと全然足りてないことがあったりします。それでも全粒粉やライ麦、オートミールなどでなんとか工夫できるのでありがたいです。
血糖値も上がらないよう、糖質1日量を少なすぎにならないよう、そう考えてる自分は1年前とは大違いやな、と(笑)
ようやくお腹もへっこみ、筋肉質な見た目になってきました。(まだまだですが)
この夏はノースリーブで過ごせそうです!20代以来始めての楽しい夏になりそうです(笑)

2016/06/09 (Thu) 12:11 | domojan #- | URL | 編集
すみません

コメントつける記事を間違えてしまいました<(_ _)>
最新記事につけたつもりでした、失礼しました<(_ _)>

2016/06/09 (Thu) 13:06 | domojan #- | URL | 編集
Re: 糖質の取り方

domojanさん、こんちは。

私もフォーとオートミールで今年の夏は、Tバック履けそうです(笑)

こっちはもう夏なんですけど。

2016/06/09 (Thu) 14:14 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
うーん・・・

最近、デイヴ・アスプリー著「シリコンバレー式自分を変える 最強の食事」という本を読んだのですが・・・。
貴殿のおっしゃることが本当なら、デイヴ氏は大嘘つきということになりますねぇ・・。この本、何度も読み返してますが、全く出鱈目とも考えられず・・・。
その上、「あまくない砂糖の話」というオーストラリアのドキュメンタリー映画も数回見直してるのですが、砂糖(蔗糖)の体への影響は大筋で同じなんですよねぇ。
そういえば、ベアフットランニングを流行らせた「BORN TO RUN」の中でも、糖燃焼モードだけで過ごすことのリスクの記述がありました・・・。
しかし、貴殿のおっしゃることも分かる気もするし・・・、、うーん・・。

2016/11/14 (Mon) 21:42 | 谷垣 #- | URL | 編集

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