糖質制限で授乳中の女性に起こったケトアシドーシス

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ちはっす。

低炭水化物ダイエットで嘔吐とけいれんが発生?授乳中の女性に起こったケトアシドーシス
(糖尿病のない32歳女性の症例報告)

という記事で、Journal of Medical Case Reports に掲載された、
Ketoacidosis associated with low-carbohydrate diet in a non-diabetic lactating woman
という記事を引用して紹介しています。

一方、最近当ブログのコメント欄で人気急上昇中のMECおばはんも、このソース記事を読んだそうです(笑)
http://ameblo.jp/misakodiabetes/entry-12086962011.html

もっとも、本人は「英語の原文を読んだ」と言ってますが、リンクは何故か日本語のあさって翻訳のページに飛んでいます(笑)

で、今回は、この両者の読解力を私が採点するという企画です。

ちなみに私は大学時代に、「 Edwin Reischauer博士の本を何ページから何ページまでを読んで要約してレポート提出」という様な無茶な宿題で散々鍛えられましたから、論文や本のサマライズなんぞ、全てを読まなくてもチョチョイのチョイです(笑)

まずは最初の記事。
全体的にはいいのですが(と言うか、細かい所は私は原文を読んでない。笑)、最後の結論が惜しい。

研究班は「低炭水化物・高脂肪食のようにケトン体を生成する食事は、ケトアシドーシスを誘発しうる。授乳は状態をさらに悪化させ、ケトアシドーシスの引き金にさえなりうるのかもしれない」と結論しています。

原文の元記事が結論として言いたい所は、そこではないのです。
ここ。

授乳期においては、急激な体重減少を伴うダイエットは行うべきではないし、また、ケトン体を利用できる個人の能力差は不明なので、糖質制限のようなダイエットは行うべきではないという事実を、患者に周知徹底させることが重要なのである。

と、元記事は言っているのです。
(一応、お医者さん向けの症例報告なので。)

はい、次、MECおばはん。
MECおばはんは、大学受験してないでしょ?
論文とか、英文を読めるレベルではないです。
中学校の教科書からやり直しましょう。

あ~あと、「体重減らし過ぎデーー」とか何とか言ってましたが、ケトン体は糖が足りてないから生成されるのです。
そもそも糖新生が全く追い付いていないから記事の様な状況になったのです。
油飲んだり肉食ってカロリー補てんしても意味はないです。
治療も「ブドウ糖とインスリン投与で速攻回復」と書いてあるでしょ。
あと、原文には、
since the individual ability to utilize ketones usually is not known.
とも書いてますね。
意味解んないでしょうけど(笑)

ま、とりあえず難しいことは期待していませんから、これからも我々を笑わせて下さい。
それではご機嫌よう。



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コメント

王城先生おはようございます。
ついに貼ってしまいましたか!
自分も大ファンなので応援してます(°_°)



2015/10/25 (Sun) 02:36 | 元 糖尿病予備軍 #- | URL | 編集
こんばんは

更新有り難うございます。
糖質制限しすぎは怖いですね。制限しても痩せない人は
疑問ですけど(笑)

Mecおばさんは、元家庭教師なんですって。2015.7.20のブログに書いてありました。家庭教師のト⚫イなんだそうで。

まあ………負けず嫌いなのでしょうけど、それなら自分が痩せるなり、血糖値改善させて「どうだ!」って言われた方がましです。

でも、王城先生の記事でスッキリしました。(あちら様はポッキリ逝ったかも知れませんが 笑)

あ、ベトナムの記事は面白かったので残しておいてくださいませ。(ブログの引っ越しの件で)

では、お疲れ様でした。またです☆

2015/10/25 (Sun) 03:03 | 亞雍 #- | URL | 編集
さすがですね

さすが王城さん、簡潔明瞭ですね。
私は日本語が衰えてきてるので、邦訳のほうが手こずります(笑)。

それにしても、引用元はそもそも「学術研究論文」ではなく、ほんの短い「レポート(症例報告)」にすぎないのに、MECおばさんは、そんなものですらネットの翻訳機能に頼らないと読めないとは、その段階でダメでしょう。(で、理解できてないし。笑)

そんなだから、ちゃんとした文献を読まない(というか読めない)で、教祖や詐欺医師の説明に頼るんでしょうね。

まさに、toshitsubakaさんのブログにもある通り、「糖質制限・低糖質・MEC食はバカがやること」です。MECおばさんがいいエビデンスです。

2015/10/25 (Sun) 05:16 | Jo #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

元 糖尿病予備軍さん、こんちは。

と言いますか、コメント欄で皆さんが貼って欲しそうなオーラをぷんぷん出していたので、貼ってみたのです(笑)

2015/10/25 (Sun) 15:48 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
Re: こんばんは

亞雍 さん、こんちは。

>Mecおばさんは、元家庭教師なんですって。

え、えぇぇぇぇ~!

アゴが外れそうになりました。
何を教えていたんですか?(笑)
教え子は、やっぱり、りっぱなフィットネスジムのインストラクターとかになってるんでしょうか?

私も高校の時いとこの家庭教師をしていましたが、今や彼は某国立大学の教授になっていますから、自分より頭のいい子供に勉強を教えることぐらいは、誰にでもできるみたいですよ(笑)

2015/10/25 (Sun) 15:57 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
Re: さすがですね

Joさん、こんちは。

カルトの皆さんに共通して言えることは、自分が賛同できるかどうかはともかくとして、まずは論文が何を言っているのかということをまるで理解できていませんね。

このレポートが言っていることは、
「人によってケトン体の産生や利用には個人差があるので、重大な危険が起こるかもしれない糖質制限などを授乳期の患者にさせてはいけない。」
と、医者としては至極当たり前のことを言っているだけなのです。
ま、つまり、ダイエットなんかはいくらでも安全な方法はあるんだから、わざわざ危険性があるようなことは医者としてさせないということですね。


これに反論したかったら、
1.授乳期の女性が糖質制限を行っても絶対にケトアシドーシスを起こさないことを証明するか、あるいは、

2.糖質制限のようなすばらしい思想のためなら、人の一人や二人死んだところでどうということはない。

の何れかの主張をしないといけないんですが、1はもう既に起こってしまったので駄目ですから、2ですね(笑)

ただ、2の場合は医療現場では全く認めてもらえそうにありませんが(笑)

2015/10/25 (Sun) 16:21 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
糖質制限と授乳

娘は今生後五か月なんですが、帝王切開だったために運動できず、産褥期は仕方なく糖質を抑えた食事をしてました。人によるのかもしれませんが、私の場合疲れやすくなったり、母乳の出が悪くなりました。ケトン体は調べたことないですが、授乳期に糖質制限ってあんまり良くないのかなぁって思ってました。

2015/10/26 (Mon) 11:26 | 芽衣子 #- | URL | 編集
Re: 糖質制限と授乳

芽衣子さん、こんちは。

ハノイは日本と違って妊婦だらけです。
ベトナム人はやることがないので、結婚は早いし、すぐに子供ができます。
ドラえもんになっても、フォー食って働いています(笑)

2015/10/26 (Mon) 23:55 | 王城 恋太 #- | URL | 編集

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