糖尿病完治とは何か?

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ちはっす。

今回は、私の糖尿病完治4周年を記念し、「糖尿病完治とは何か?」という点について考えて参りたいと思います。

以前の記事、

糖尿病とは何か?を最初に理解しなければ改善などできない

で触れました様に、糖尿病とは病理学的には、

インスリンの分泌不足、あるいは標的臓器でのインスリンの反応性低下により、多尿等の種々の症状が発現する糖質代謝異常。
「病理学総論-14.代謝性疾患」より


と定義されています。
そして、その主な症状には、

1.高血糖
2.タンパク質分解亢進
3.脂肪分解亢進


が、あります。

つまり、糖尿病というのは、ひと言で言えば「糖質代謝異常」、もう少し解り易く言えば、インスリンの機能的低下により、細胞が糖を取り込めなくなる病気、ということです。
(「インスリンの機能的低下」というのは、インスリンの分泌不足、あるいはインスリン抵抗性がある状態ということです。)
そして、細胞が糖を取り込めなくなることによって、↑の3つの症状が起きる訳です。


当然のことながら、血糖コントロールがいくら良好だとしても、この糖質代謝異常が改善、回復しない限り「糖尿病が改善あるいは完治した!」などとは到底言えません。
言わば、血糖コントロール如きは、できて当たり前なのです。

で、「糖質代謝異常が回復した」というのは、どういう状態かと言えば、「いつ何どき、如何なるものを食べても血糖値が異常を示さない」ことです。
つまり、健常者の頃と同じ状態に戻ることですね。

時々、糖毒系の馬鹿、じゃなかった、皆さんの中には、「筋トレを続けないと血糖値が上がるなら、糖質制限を続けるのと同じじゃないか!」と、勘違いしておられる方がおります。
これは二重、三重に間違っています。

まず、一旦完治してしまえば、筋トレをやめたところで血糖値は上がらないです。
そもそも、筋トレしないと血糖コントロールができないなら「完治」とは言わないです。
実際、私は3カ月ぐらい何もせず、当然カロリー制限などしていなくても、全く数値は変わりませんでした。

仮に、筋トレをしないと血糖コントロールが難しい人がいたとしても、当然糖質制限ではなく、筋トレをすべきでしょう。
油すすってモヤシになり、玄米食っただけで血糖値が爆発するよりも、遥かに健全で健康的だからです。

ただ、今まで改善・完治した人の報告を見ている限り、ほぼ100%近くの人が、そのまま筋トレを続けています。
私も今は、筋トレとキックボクシングをやっています。
何でやっているかと言えば、他の人達も同じですが単に筋トレが趣味になってしまっただけです。
しかも、生活習慣病もろもろ、サルコペニア予防になるので一石二鳥です。
私の場合は、昔、極真空手とキックボクシングをやっていたので、筋トレ+キックをやっています。

ま、その辺が糖質制限の様に、宗教にでもしない限り続けられないものと筋トレの違いです(笑)
だいたい世の中には、週に2、3回スポーツジムで筋トレが趣味なんていう人はいくらでもいますが、糖質制限が趣味なんてキモい人間はいないでしょう。
そんなこと他人に言うと、ドン引きされますからカルト仲間以外には言わない方が良いです(笑)

で、この「趣味」ということについてですが、ほとんどの皆さんは結果的に「趣味」になってしまった人が多いと思います。
でも実は、治療中に趣味にしてしまった方が改善も早いのです。
(もちろん、そういう人もいるとは思いますが。)

たまたまコメントを頂いたのでご紹介します。


初めてコメントさせていただきます。
この6月に糖尿病と診断された新人です。
食後血糖値は400、HbA1cは11.8とパーフェクトな糖尿病でした。体重は97でしたが、診断2か月前は100kgオーバーでしたので、既に深刻な状態だったのかもしれません。
当方まだ20代後半なのですが、20代でこの数値は無いと、内科、眼科、薬局全員がドン引きでした。即入院でインスリン治療と言われたのですが、仕事上そういうわけにもいかず、薬(ジャヌビア25mg)、運動、食事で頑張ると告げました。(眼底検査は異常なしでしたし)
とりあえず最初に始めたのは糖質制限と有酸素運動でしたが、これも対処療法にすぎないですし「糖尿病は治らない」と、人生オワタで、冗談抜きで鬱状態でした。

そんな時出会ったのが王城さんのブログです。
最初は半信半疑でしたし、効果は人によるという意見もあり及び腰でしたが、やらないよりマシと思い糖尿診断から1週間後に近所のジムに入会し、高強度筋トレを始めました。

するとなんということでしょう。
最初こそ食後は尿糖ドバドバでしたが、2週間後くらいからウリエースの反応が薄くなりはじめ、3週間後はほとんど色が変わらなくなりました。
そしてこの7月2日に改めて病院で血液検査をしたところ、HbA1cは9.4と1カ月でマイナス2.4、空腹時血糖値は77でした。
食事はカロリー制限が主で、糖質もまぁまぁとってます。
というか途中付き合いからラーメン食べたり、アイス食ったり、お酒飲んだりすることもありました。(頻度は圧倒的に減ってますが)
それでこの結果とはマジ筋トレ効果半端ないです。
医者からも「劇的に回復している」「このままいけば薬もやめられる」と褒められました。
現在体重は94kgで、まだまだ脂身たっぷりな体ですが、「これでマッスルボディになれば糖尿治っちゃうんじゃ」とワクワクしてます。

現在は鶏胸肉等を中心に、「糖尿病対策」というよりも「筋肉をつける」という生活を意識してます。
「糖尿病の治療」と考えると何だかマイナスなイメージですが、「マッスルになる」と考えるとやる気がわいてきます。

今思えばこのブログに出会わず糖質制限してたらと思うとゾッとします。

まだまだ入門したばかりですが、マッスルボディを目指して頑張りたいと思います!


私はこの方の「糖尿病治療と考えるよりは、マッスルボディを目指す」という考えは100%正しいと思います。
(この場合のマッスルボディとは細マッチョのようなモヤシではなく、文字通りマッスルボディです。)

結局のところ、「脂肪を減らして筋肉を増やす」という、やることは同じなんですから、悲痛な決意でやるよりも趣味でやった方が楽しいじゃないですか(笑)

たいていの人は、好きでやってることの努力なんて自分では努力とは思わないですからその方が良いのです。
たとえ上手く行かなない時でも、好きなことならとことん追求できます。
好きでもないことなら、人は「こんなに頑張ってるのに!」とか思ってしまいます。

で、結果的には糖尿病が改善して行くに従い、マッスルボディが出来上がって行き、完全に治った頃には完全なるマッスルボディを手に入れることができます。
こんな良いことないじゃないですか?

治らない挙句が、モヤシやひょうたんとは訳が違うのです(笑)



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Theme: 糖尿病 | Genre: 心と身体

コメント

No title

こんばんは(#^_^#)。
今日も良い記事ありがとうございます。
私も、筋トレが趣味になりつつあります(笑)。
こちらのブログをリンクさせていただいても
良いですか?。

2016/07/09 (Sat) 23:20 | miki #- | URL | 編集
No title

王城先生、 A部です。

某国営放送のためしてガッテンで、極端な糖質制限の危険性を放送していました。10年前まで危険性があるとは認識していなかったと、自戒を込めているようでもありました。
放送内では、第二次世界大戦中アメリカで糖質制限の実験がなされており、結果やせ細り寝たきりとなってしまった兵士の写真があり、まるでアウシュビッツのようでした。

2016/07/10 (Sun) 12:07 | A部 #- | URL | 編集
Re: No title

miki さん、こんちは。

どうぞ、リンク貼ってください。

2016/07/11 (Mon) 00:45 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
Re: No title

A部 さん、こんちは。

兵士に糖質制限なんかさせたら、モヤシになって戦えないじゃないですか。
無茶しますねー。

2016/07/11 (Mon) 00:54 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
糖質制限

こんにちは。
いつも楽しく読ませてもらっています。
私自身も2年前に糖尿病、高血圧、高コレステロール、脂肪肝と診断され、他の多くの人と同様、糖質制限と有酸素運動を半年間続けました。結果、体重は激減し、94kgから77kgまで落ち、血液検査はすべて正常値に戻りましたが、めまい、耳鳴りなどが酷く、糖質を食べると血糖値は200まであがってしまい、一生このまま糖質制限を続けるのかと憂鬱になっていました。
そんなときにこのHPを見つけ、早速、近くのジムで毎週筋トレをはじめ、一年以上たち、今ではラーメンを食べても血糖値は140を超えることはありません。糖尿病が治っても今では筋トレは趣味になり、自宅にダンベル、フラットベンチもおきました。
最初のころは糖質制限はすばらしいと思っていましたが、今は確かにカルトだなと思います。あのまま糖質制限を続けていたらと思うとゾッとしますが、結果的に、私の場合は糖質制限と有酸素運動でてっとりばやく体重を落とし、それから筋トレに切り替えたのは良かったと思っています。とりあえず、デブはまず痩せる。
私のように、このblogで救われている人は多いと思います。これからもblogのup楽しみにしています。


2016/07/12 (Tue) 02:56 | hima #- | URL | 編集
Re: 糖質制限

hima さん、こんちは。

糖質制限の最も駄目な点は、糖質制限そのものが駄目なのではなく、主催者側や取り巻きの馬鹿信者がデタラメばかり垂れ流すので、やらなくていい人までもがやってしまい、結果、耐糖能悪化→治らなくなってしまうという点です。

そもそも納得も得心もして糖質制限を行っているなら「糖尿病学会ガー!」などとギャーコラ騒ぐ必要もないでしょう。
しかも嘘やデタラメで(笑)

仮に日本糖尿病学会が「筋トレは認めらない!」と主張したとしても、私には何の関係もないですよ。
そもそも私は治っているのだから、そんなことはどうでもいいです。
治ったもの勝ちなのです。
「んなことは患者の一人でも治してから言え、阿呆。」という話です(笑)

2016/07/12 (Tue) 16:04 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
No title

返信ありがとうございます。全く同感です。
デブが短期間に体重を落とすのには糖質制限は有効だと思っていますが、長く続けたり、健康な人のダイエットに嘘八百で勧めているのは、医者とは思えません。
彼らは糖質制限で耐糖能が落ちるのは一時的と言っていますが、筋肉と同じで、使わなかったら退化するほうがありそうです。筋トレして糖質とっているほうが健康ですね。レッグエクステンションの後はしばらく立ち上がれませんけど(笑)

2016/07/13 (Wed) 02:39 | hima #- | URL | 編集
引用させていただいても構わないでしょうか?

himaさんの

「結果的に、私の場合は糖質制限と有酸素運動でてっとりばやく体重を落とし、それから筋トレに切り替えたのは良かったと思っています。とりあえず、デブはまず痩せる。
私のように、このblogで救われている人は多いと思います。」

金言だと思います。
SNS等で引用させていただいても宜しいでしょうか?

何か、留意事項、限定事項はありますでしょうか?

2016/07/13 (Wed) 09:23 | RIO #SFo5/nok | URL | 編集
Re: No title

hima さん、こんちは。

>糖質制限で耐糖能が落ちるのは一時的

耐糖能が落ちることは認めたんですね(笑)

でも「一時的」かどうかなんてことは、何のデータもエビデンスもないので解らないですよね。
特に長期で続けた場合には。

こういう時にカルトは、何の根拠もなくても自信満々で言い切れますから、阿呆の支持を集められるのでしょうね(笑)

2016/07/13 (Wed) 13:08 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
Re: 引用させていただいても構わないでしょうか?

RIOさん、こんちは。

引用は特に問題ないと思いますよ。

2016/07/13 (Wed) 13:13 | 王城 恋太 #- | URL | 編集
引用

ありがとうございます。

2016/07/13 (Wed) 20:10 | RIO #SFo5/nok | URL | 編集
No title

金言といっていただけるのはありがたいですが,このブログの存在を最初は知らなかったので、最初に糖質制限と有酸素運動をやったということで、王城さんにとっては回り道だとおもいます。
ちなみに私は血液検査を頻繁に受けながらやっていたので、迷い無く続けることができました。医者にも糖質制限はもうやめた方がいいといわれていました。元々糖質制限も勧めていませんでしたけど。良い医者でよかったです。
どちらにしても筋トレは続けるべきで、糖質制限は長期で続けるものではないというのが、私の結論ですが、カルトのように断言はできません(笑)

2016/07/14 (Thu) 04:44 | hima #- | URL | 編集

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