老化によるインスリン抵抗性とβ細胞機能不全 【炭水化物摂取の重要性】

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ちはっす。

最近、自分より年上だと思って敬語でしゃべっていたおっさんが自分と同い年ということが解った時、

うわっ!俺ってこんなおっさんなのか?!

と、軽くショックを受ける王城です。
ま、向こうもそう思ってると思いますが(笑)

ところで、年を取れば誰しもポンコツになって行きます。
加齢により、筋肉は減少し、細胞数は減り、臓器も委縮して行きます。
当然のことながら、加齢とともにインスリン抵抗性はジワリジワリと上がって行き、インスリン分泌も低下して行きます。

糖尿病で「β細胞ガーー」などといくら叫んだところで、何もしなければ加齢によりβ細胞とて委縮するのみなのです。
そもそも、糖尿病と加齢により、身体全体が異化モード全開の時に、臓器だけが増殖できるなんていうファンタジーはお花畑の世界でしか起こりません。

そんな訳で今回は、The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism に掲載された論文を紹介します。
The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism(臨床内分泌学と代謝ジャーナル)というのは、過去100年間において生物学・医学分野で最も影響力のある雑誌 として専門図書館協議会のリストに掲載された、世界トップレベルの内分泌臨床研究と最先端の臨床診療に関する査読誌らしいです。

ま、要するに、ヤブ医者の新刊本とは訳が違うということです。

Insulin resistance and beta-cell dysfunction in aging: the importance of dietary carbohydrate.

題して、老化によるインスリン抵抗性とβ細胞機能不全 【炭水化物摂取の重要性】

耐糖能低下の進行は老化と関連しています。
この耐糖能低下は、インスリン抵抗性及びβ細胞の機能不全と関連しています。

この研究では、18~36歳と65~82歳の男性・二つのグループそれぞれに、

1.自由摂取の時
2.炭水化物摂取量85%を3~5日間
3.炭水化物摂取量30%を3~5日間

の場合の、インスリン感受性指数及びインスリン分泌能(第1相、第2相β細胞応答)を測定しました。

で、結果の方は、やはりと言うべきか、自由摂取時、高齢者のグループの方が若年者に比べると耐糖能は悪く、インスリン感受性、インスリン分泌も劣っていました。

若年者グループにおいて耐糖能が最も良かったのは、炭水化物摂取41%の時に対し、高齢者グループでは炭水化物摂取85%の時が最も良く、インスリン感受性、インスリン分泌共に有意な増加がありました。

グループ間の耐糖能の差は、高炭水化物摂取により矯正されました。

と、論文は言っています。

ま、とは言え、糖尿病の人なら高炭水化物摂取をすれば血糖値が爆発するだけですから、矯正の機会もないということです。
とりあえず、糖質代謝異常を改善しなければニッチもサッチも行かず、ポンコツのまま日は暮れて行くのです。
頑張って改善しましょう!

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Theme: 糖尿病 | Genre: 心と身体

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