インスリンとテストステロン

さて、糖尿病予防と治療において筋量の増加は必須という話は、今まで散々してきました。
筋量の増加とひと言で言っても、増やすべきは、しみったれた酸化系の遅筋ではなく、解糖系の速筋、その中でもTypeⅡbと呼ばれるもの、という話も今まで散々してきました。
(その理論に関しては過去記事を参照下さい。)

しかしながら、TypeⅡbという速筋を増やすのは、これがまた非常に難しい。
スポーツジムで筋トレを少々行っても、せいぜい増えるのはTypeⅡaと呼ばれる中間筋線維の速筋がチョロっと増えるぐらいのものですし、有酸素運動ではそもそも速筋が減ることはあっても増えることはありません。
TypeⅡaの速筋は酸化系の代謝も発達しているので、糖尿病予防や治療という観点からは効率がよろしくない。
誤解のないように言いますと、TypeⅡaでは駄目という話ではなく、効率の問題です。

TypeⅡbの速筋を増やすためには、筋トレを高強度で行わなければなりません。
具体的には、低レップ(回数)、高重量の筋トレです。
この速筋を最も効率よく増やそうと思えば、高強度で筋トレを行い、食って食って食いまくることです。
とは言え、糖尿病を患っているとそういう訳にもいきませんので、当分の間はカロリー制限しながら行うことになります。
そうすると、エネルギー不足でなかなか高強度ではできなくなるので、効率も悪くなります。

更に、筋量を増やそうとすれば、インスリンとテストステロンという同化ホルモンの助けが不可欠です。
が、しかし、ここでも糖尿病を患っていると、インスリンの作用が低下しているので、究めて具合が悪い。
じゃぁ、ここはテストステロンに頑張って貰おうと思っても、たいていの糖尿病患者の場合、テストステロンレベルも下がっているので、四面楚歌のような状態です。

ただテストステロンはインスリンと違い、糖尿病とは直接的な因果関係はないので、やはりここは一つ、テストステロンを増やして筋量増加につなげたいものです。
ほんじゃあ、テストステロンレベルを上げるにはどうすればいいのか?というのが今回のテーマです。

と、その前に、そもそもテストステロンとは何なのでしょうか?
テストステロンとは男性ホルモンの一種で、男性の場合睾丸から、女性の場合卵巣から分泌され、副腎からも少量分泌されます。
筋肉増大、タンパク質同化作用の促進、性衝動の増進などの作用があり、男性は女性の20倍ほど分泌量があります。
男性更年期障害というのは、このテストステロンの減少が原因とされています。

テストステロンの分泌量には個人差もあります。
男性の場合、その遺伝的素質を知る最も簡単な方法は、人差し指と薬指の長さを比べることです。
これは、英国のセントラル・ランカシャー大学のジョン・マニング教授というおっさんが研究報告したもので、

男性は胎児の時、子宮内でテストステロン(男性ホルモン)やエストロゲン(女性ホルモン)を大量に浴びるのであるが、薬指にはテストステロン受容体がより多く密集しているため、薬指の成長はテストステロンのレベルに影響され、これに対し、人差し指の成長はエストロゲンのレベルに左右される

つまり、人差し指より薬指の方が長ければ、テストステロンレベルも高い(=スケベ)ということです(笑)
ちなみに女性の場合は陰毛の濃さで解るそうです。
(陰毛が濃いとテストステロンレベルが高い)
ま、しかし、そうでないからと言って悲観する必要はありません。
後天的に増やせばいいのです。
金玉も努力すればりっぱな金玉になるらしいです(笑)

-つづく-


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コメント

今回の記事も大変興味深く拝見させて頂きました。
人差し指より、圧倒的に薬指が長い俺って・・・。(;´Д`)

2012/10/08 (Mon) 12:51 | minus-max #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

薬指が長いということはスケベだということですよ(笑)
私も長いんですけど。

2012/10/08 (Mon) 23:19 | 王城 恋太 #- | URL | 編集

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