いよいよこのシリーズも佳境に入って来ました。
今回からは食事編、筋量を極力減らさずに脂肪だけ減らすには運動後に何を食えばいいのか?というテーマです。
この分野にもオカルト系は跳梁跋扈しています(笑)
代表的なのが皆さん大好きな(私も好きです。笑)糖質制限を始めとする糖毒カルト系です。
連中は馬鹿のくせに自己顕示欲だけは旺盛で、言い訳じみた理屈にもならん理屈をいくつも用意しています。
その中でも一見すると本当かな?と、一般の方々が騙され易い糖毒理論を一つ紹介します。
糖質を摂ると余った糖が脂肪に変換されて脂肪が増える
これは過去記事でも触れていることですが、一般的にはほとんど起こらないことです。
(【糖質を食べると脂肪が増える】というオカルト ご参照)
ほとんど起こらないようなことを日常的に起こるかのように喧伝して恐怖心を煽るというのはカルトの常とう手段です(笑)
「ほとんど起こらない」というのはどういうことかと言いますと、糖→脂肪という変換経路は確かに我々の身体に備わっているものの、日常的に糖が余った程度ではほとんど起こらないのです。
ほんじゃぁ、余った糖はどうしているかと言いますと、まず身体は糖を優先的にエネルギーとして使い始め、それでも余るとグリコーゲン貯蔵量を増やして対応しています。
糖は糖のままエネルギーとして使った方が効率がいいので、身体はそうしているだけです。
どんな非合理に見える馬鹿の身体でも、その意志に反して身体だけは徹頭徹尾合理的かつ合目的に動いています。
そうじゃなかったら馬鹿はすぐに死んでしまいます(笑)
とは言え「一般的にはほとんど起こらない」と言うぐらいですから、一般的じゃない場合には起こります。
これも過去記事で紹介したのですが、論文によって発表された実験結果があって、6000kcalの炭水化物を3日続けて摂取すると身体はグリコーゲン飽和状態になり、更にそこから炭水化物を摂取すると糖から脂肪への合成が始まります。
脂肪合成が始まると言っても、当然のことながら等価変換できる訳がありませんから、余分に摂った炭水化物100gからおよそ30gの脂肪しか合成できません。
という具合に一般的ではないのです(笑)
糖毒カルトは一体何に怯えているんでしょうか?
あ、血糖値が上がるのか?(笑)
デブが脂肪太りになる原因は、高脂肪食(または高炭水化物+高脂肪)でカロリーオーバーになっているからです。余った脂肪というのは脂肪になる以外に行き場がないのです。
つまり、仮に炭水化物だけを上記の様にこれでもかと食ったところで、体重は増えてもほとんど脂肪は増えません。
(グリコーゲンが増えれば水分も増えるので体重は増える。)
ところが脂質というのは、カロリーオーバーに成りさえすれば余分に摂った脂質はそのまま脂肪になります。
そういう訳ですから、これから脂肪を落とそうというデブなら、余程のアホでもない限り、脂質摂取を減らします。
ADA(全米糖尿病学会)も「飽和脂肪酸摂取量は総カロリーの10%未満にせよ」と勧告しています。
要するにデブというのは、必須脂肪酸以外の脂肪は摂る必要がないのです(自前でいくらでもあるから。笑)
加えて、脂肪というのは1gにつき9kcalもあるので、これを減らすと、結構な量の炭水化物とタンパク質を食えますから、デブにも優しいダイエットなのです(笑)
ついでですから、もう一つ糖毒カルトのインチキ理論を紹介しましょうか。
糖質制限とカロリー制限では糖質制限の方が体重減少が顕著だった!カロリー神話の崩壊だ!
というやつ(笑)
良い子のみんなは既にお気付きでしょうが、「体重減少」を目的にするならグリコーゲンと水分と筋肉をより多く落とした方が絶対に勝つんですよ。
モヤシになって何を喜んでいるのでしょうか?(笑)
無論、我々は「体重減少」ではなく「脂肪減少」を目指すべきです。
ほんじゃぁ、糖質を制限した場合と脂質を制限した場合とでは、どちらがより脂肪が減るのでしょうか?
という疑問には、もう既に研究結果があります。
To reduce body fat, eating less fat may be more effective than eating less carbohydrate
低糖質食に比べ低脂肪食の方が67%以上体脂肪が減ったそうです。
うへー(笑)

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