理論とエビデンスを重視した糖尿病治療。糖尿病を完治させるための理論とエビデンス、糖尿病を完治させるための食事と運動の実践を紹介します。
ちはっす。メールを頂きました。はじめまして。私は、4/15に、血糖値224mg/dL、HbA1c10.5と立派な糖尿病と診断された34歳の男です。近年の健康診断では、メタボで脂肪肝っぽい数値が出ていたものの、そのうち何か運動を始めようと考えていた、典型的なグータラ人間でした。1-3月で急激に体重が減り、何かおかしいと思い受診しましたが、まさか糖尿病とは思っていませんでした。帰ってから、C-ペプチドが多い=インスリンはたくさん...
ちはっす。以前の記事で、ケトン脳は何故馬鹿になるのか?という内外の論文を紹介しました。ケトン脳は何故馬鹿なのか?難治性てんかんにケトン食が保険適用グリコーゲンが胎児の脳の発育に大きく関与今回は、ケトン脳は運動もできなくなるという恐ろしい研究を紹介します。運動持久性を担う新たな脳機構を解明 ―脳グリコーゲン由来の乳酸が運動時の脳における重要なエネルギー源となる―研究成果のポイントマラソンのような長時間...
ちはっす。おっさんともなると、高血圧の方々も多いと思います。私の身の回りのおっさん連中も、降圧剤を飲んでる人がちょくちょくおります。考えてみれば、高血圧ということは常に血管に圧力がかかっている状態ですから、良いか悪いかと言えば悪いに決まっています。例えるならそれは、ホースの中の水が猛烈な勢いで流れているのと同じ様なものです。新品のホースなら問題もないでしょうが、絶えずそんな圧がかかっていては、すぐ...
ちはっす。筋トレをやる人は、あまりストレッチには力を入れない人が多いようです。かくいう私も、筋トレをする時はアップの重量が準備運動代わりで、まともに準備運動すらやりません。これではいけません。昨年私は、ここハノイにおいてキックボクシングのジムにも通い始めましたが、昔やっていた頃の柔軟性がなくなり愕然と致しました。人間の身体というのは、ある程度のグータラ期間で、あっという間に固くなるようです。昔の様...
ちはっす。スーパー糖質制限やケトンダイエットでは、インスリンの追加分泌を抑え、脂肪組織からの脂肪動員を増加させ脂肪酸化を高めることで、体脂肪の減少を加速させる、と言われています。(主催者側発表)一方で、カロリー制限は、インスリンの追加分泌により、余った糖が脂肪に変換され脂肪合成が増え、体脂肪が増加すると言われています。(糖毒教団側発表)本当でしょうか?(笑)まず、糖質制限やケトンダイエットを行うと...
ちはっす。今回は、Twitterでダイレクトメッセージを頂いた方をご紹介します。この方は、1ヶ月ほど前にHbA1c9.6というりっぱな数字で糖尿病を宣告されたデブ型の人です。そして先日、病院で検査され、HbA1c6.9と劇的改善中です。もちろん、カロリー制限と筋トレです。このペースなら来月にもHbA1cは、正常値に収まるような勢いです。今の状態でも、糖代謝は改善しているはずですから、恐らく食後高血糖にもならないのではないでし...
ちはっす。今回は、欧州糖尿病学会の学会誌・Diabetologia 2017年5月に掲載されたカナダの研究を紹介します。Glucose and fatty acids synergistically and reversibly promote beta cell proliferation in ratsこの研究は、インスリン抵抗性下にあるラットのすい臓・β細胞にグルコースと脂肪酸の両方、またそれぞれ単独で付加し、β細胞の状態を調べたものです。脂肪酸はオレイン酸が65%、リノール酸が20%、パルミチン酸が15%と...
ちはっす。アジア人は西洋人と比べ、BMIが低くても2型糖尿病を発症する傾向があります。大して肥満でもなく、むしろ痩せ型であるにも関わらず糖尿病を発症する人が多いということです。この違いは、体脂肪(または内臓脂肪)および筋肉量の差に起因する可能性があります。私が現在住んでいるベトナムでも、近年糖尿病が増えていますが、BMI25以下で発症する人の割合がかなり多く見られます。私はBMIで言えば、27、28ぐらいあるの...
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