FC2ブログ

インスリン産生細胞を「再起動」 2型糖尿病は「完治」できる?- 糖尿病ネットワークより

ちはっす。2018年08月27日の糖尿病ネットワークの記事で、Cell Metabolism に掲載された研究が紹介されています。インスリン産生細胞を「再起動」 2型糖尿病は「完治」できる?Remission of Human Type 2 Diabetes Requires Decrease in Liver and Pancreas Fat Content but Is Dependent upon Capacity for β Cell Recoveryこの研究は、英国ニューキャッスル大学のテイラー博士の研究なんですが、テイラー博士の研究は何年も前か...

続きを読む

「低炭水化物の食事は寿命を縮める可能性あり」の波紋 「糖質制限」論争に幕?一流医学雑誌に衝撃論文

ちはっす。The Lancet のオンライン版2018年8月に「炭水化物摂取量と死亡率」に関するコホート研究が掲載されました。Dietary carbohydrate intake and mortality: a prospective cohort study and meta-analysis内容はと言いますと、動脈硬化リスク研究の参加者15,428人(45-64歳)を平均25年間追跡調査した結果、炭水化物摂取のエネルギー比率が40%未満で平均寿命は4年短くなり、70%以上でも1年の短縮がみられた、というものです...

続きを読む

各国が勧める糖尿病患者の脂肪摂取量は?

ちはっす。ここんとこ、脂肪の話が続いておりますが、たまたま先日、「高脂肪食というのは、どれぐらいの脂肪量なの?」という質問を頂きました。意外と知らない人が多いので、今一度、各国が勧める「飽和脂肪酸摂取量」について、記事にしたいと思います。各国と言っても、国によって大して違いがある訳ではありません。ほとんど同じです。エビデンスというのは、世界で共有されていますから、「国によってとんでもない基準がある...

続きを読む

骨格筋に異所性脂肪が貯まるのにインスリン感受性が高い?!アスリートパラドックスとは?

ちはっす。以前の記事、わずか3日間の高脂肪食摂取で骨格筋のインスリン感受性は低下するでは、わずか3日間の高脂肪食摂取が骨格筋の異所性脂肪を増殖させ、インスリン抵抗性が始まる、というお話をしました。アスリート・パラドックスとは?そんな異所性脂肪なんですが、実は長距離ランナーのような持久運動を行っている人達にも骨格筋の異所性脂肪が多く、にも関わらず、インスリン感受性は高い、ということが古くから知られてい...

続きを読む

ケトン食ダイエットは短期でも重度の肝インスリン抵抗性を誘導する

ちはっす。またしても、糖毒信者の皆さんには残念な研究が発表されてしまいました。The Journal of Physiology のオンライン版、2018年8月号の最新記事です。Short‐term feeding of a ketogenic diet induces more severe hepatic insulin resistance than a obesogenic high‐fat dietケトン生成食の短期摂食は、肥満高脂肪食よりも重度の肝インスリン抵抗性を誘導する糖毒業界では、「人類最強の糖質制限論 ケトン体を味方にして...

続きを読む

病院ができることの限界

ちはっす。コメントを頂きました。突然の書き込みで、失礼します。先ずは、御礼から。 王城さん、こちらのブログのおかげで、私の糖尿病も完治しました。本当にありがとうございました。 私の場合、以前、ジムに通い詰めて30kgダイエットを達成し、とりあえず筋トレのなんたるか程度の知識はあったので、筋肉を減らさない程度の筋トレと、極端なカロリーロスの食事療法の方で、取り組みました。ただ、以前のダイエットと決定的に...

続きを読む

キックボクシングで糖尿病完治?!

ちはっす。先日、某Facebookの某2型糖尿病の完治を目指す会に書いたことなんですが、時々、私のブログを読んで「筋トレすれば糖尿病が治る」とか「筋肉を付ければ糖尿病が治る」と、勘違いされている方々がいます。私のブログを読んで頂ければ明白ですが、私は一貫して飽和脂肪酸の過剰摂取が糖尿病の原因、あるいは糖尿病を憎悪させ、これを取り除くことが糖尿病完治への第一歩だと、言っています。(厳密には、米国糖尿病学会や...

続きを読む

わずか3日間の高脂肪食摂取で骨格筋のインスリン感受性は低下する

ちはっす。以前の記事、骨格筋と肝臓におけるインスリン抵抗性とβ細胞機能不全との関係に、おきまして、欧州糖尿病学会の学会誌、Diabetogia に掲載された論文を紹介し、筋肉におけるインスリン抵抗性は、カロリー過多と共に脂肪肝の発生を促進する、というお話をしました。今回は、筋肉におけるインスリン抵抗性について、です。*前回までの話は、↓になっています。糖尿病を治したい人が最初にやるべきたった一つの重要なこと糖...

続きを読む

運動は、糖尿病患者のすい臓脂肪含量が減少し、β細胞機能を改善する

ちはっす。運動がインスリン抵抗性を改善することは、既に解っていることなのですが、すい臓のβ細胞機能を改善する効果については、あまり知られていません。今回は、欧州糖尿病学会の学会誌であるDiabetologia 2018年8月号に掲載された論文を紹介します。Exercise training decreases pancreatic fat content and improves beta cell function regardless of baseline glucose tolerance: a randomised controlled trialこの研究...

続きを読む

長寿遺伝子Sirt1の活性化はインスリン抵抗性を抑制する

ちはっす。サーチュイン遺伝子は、長寿遺伝子や抗老化遺伝子とも呼ばれ、その活性化により生物の寿命が延びると言われています。この寿命延長効果は、線虫やハエ、猿等の実験で報告されていますが、その報告を否定する反対の報告もあります。ただ、Sirt1が活性化すると、PGC-1、FOXO1が脱アセチル化され、結果的にミトコンドリア・脂肪酸酸化遺伝子の転写活性化が起きるので、細胞の代謝活性が亢進するのは事実のようです。今回ご...

続きを読む