本編の続きへ行く前に、有酸素運動の話題が出ましたので、せっかくですから、「ほんじゃぁ、有酸素運動やるなら何が一番効果があるの?」という話をしたいと思います。
有酸素運動については、今まで余り話題に触れることはありませんでしたし、どっちかと言うと「使えない運動」みたいな話が多かったので、皆さんの中には、「お前ほんとは走れないんだろ!」と、疑いの目を持っておられる方も多いと思います(笑)
阿呆なことを言ってはいけません。
私は、小学生の時、サッカー部で、中学生の時はハンドボール部で全国大会にも出場しています。(1回戦で負けたけど。笑)
ちなみに、高校の時は、地球科学同好会です。
高校2年の途中から極真空手に入門し、大学在籍中も極真の道場に通ってました。
「走れない」ということと「走るのが嫌い」というのは、別の次元の話なのです(笑)
たいていの皆さんは、痩せようと思って有酸素運動を行うと思います。
「痩せる」というのは、今までこのシリーズで説明して参りました通り、結局は異化が同化を上回ることです。
つまり、3か月後の体重というのは、3か月間のカロリー収支(摂取カロリーと消費カロリーの差)によって決まるということです。
これは、どんな阿呆が如何なる屁理屈をこねようとも、熱力学第一法則ある限り、これ以外にはありません。
エネルギー(万物)は、突然消滅したり、突然現れたりしないのです。
突然現れたかのように見えるお父さんのお腹も、実は、長年のエネルギー過剰の末に現れた結果です。
そういう訳ですから、街のスポーツジムのインチキ臭いインストラクターが、「脂肪を燃やすには有酸素運動!」と言うのは、嘘ではないにせよ、ほとんど事実誤認です。
そもそも、脂肪というのは24時間いつでも燃えてますし、300kcal消費する運動をやるよりも、500kcal消費する運動をやった方が痩せます。
要するに、カロリー消費量の多い運動の方が痩せるに決まっているのです。
とは言え、そういう話になると、結局「有酸素運動は使えない」という結論になってしまいますし(笑)、デブにダッシュやれ!と言っても無理ですから、デブでもできる有酸素運動で効果があるもの、という話で行きたいと思います。
まず、デブはジョギングはダメです。
膝か腰を痛めます。デブですから。
かと言って、ウォーキングでは消費カロリーが少な過ぎて、埒があきません。
水泳でも良いんですが、できればデブはやめて欲しいです。
ドザエモンやトドの水浴びにしか見えませんから、見苦しいです。(我々が。笑)
実は、デブに一番いい有酸素運動はエアロバイクなのです。
ジョギングに比べれば、膝や腰を痛める心配があまりありません。
かつ、身体の中で一番大きい筋肉である大腿四頭筋をフルに使えます。
尚且つ、デブというのはデブ故に、体重を支えるため、足の筋肉はそこそこ自然についています。
デブの欠点を回避し、利点を生かせるという、一石二鳥の有酸素運動がエアロバイクなのです。
で、やり方にもコツがあります。
インターバル・エアロビクスという手法を取り入れます。
どうするかと言いますと、ある時間全力でやり、ある時間軽く流すというのを交互に繰り返すのです。
例えば私がやる場合は、まず3分間軽い負荷で流し、次の3分間は徐々に負荷を上げて行き、最後は目一杯まで上げます。
そして次の3分間は、また軽く流し、と、これを繰り返して行きます。
ボケーっとアホみたいに自転車漕ぐより、こちらの方が遥かに効果があります。
(消費カロリーが増えるから。)
3分という時間の区切りは、たまたま私がそうするだけで、何分でも構いません。
インターバルエアロビクスという手法は、どんな運動をやる場合でも効果は増します。
走る場合なら、ダッシュと軽く走る(または歩く)を30分間繰り返した方が、30分間チンタラ走るよりも効果が増します。
まぁ、そんな訳で、有酸素運動などやろうと思ってるデブはいないとは思いますが(笑)、万が一、一念発起して「やろう!」なんて大それた考えを持ってしまった場合は、インターバル・エアロバイクでもやって下さい。
-つづく-

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