オリンピックやスポーツ界で時々話題になるドーピングのお話です。
ドーピングと言えば、アナボリックステロイド(筋肉増強剤)で、ボディビル業界でも話題となります。
日本の場合は、ドーピングのチェックに結構厳しく、ナチュラルなビルダーがほとんどなのですが、海外のプロ・ビルダーとなると、逆にナチュラルがほとんどいません。
プロレスラーにもステロイドユーザーは多く、往年の名レスラー、ダイナマイト・キッド(初代タイガーマスクのライバル)は、今はステロイドの後遺症で車椅子生活を送っています。
米国のプロレス団体・WWEでは、クリス・ベノワの一家心中事件以来、ドーピングチェックを義務化し、違反者を処罰するようになっています。
で、ボディビル業界でアナボリックステロイドとともに人気なのが、インスリンなのです。
インスリンの持つ筋肉同化作用と抗異化作用を早くから取り入れています(?)
他のメリットしては、ステロイドよりも安く入手でき、ドーピング検査で見つかりにくいということがあります。
デメリットは、致死量を上回れば、死んでしまうことです。
糖尿病患者の筋肉が減少してしまうことも、納得して頂けると思います(笑)
何でこんな話をしたかと言いますと、時々インスリンを処方されている方からご相談されることがあるのです。
インスリンの煩わしさや、インスリンを打っていると自分が病人ということを思い知らされ気が滅入る、etc.
何言ってんですか?!
インスリンを合法的に使えるなんて、そんな良いことないじゃないですか?(笑)
理由をご説明しましょう。
まず、たいていそういう相談をくれる方は、HbA1cも9~10以上のデブの方です。
そして、それぐらいのデブというのは、カロリー制限をして高強度で筋トレをガンガンやれば、インスリン抵抗性なんぞものの1カ月ほどで改善できます。
ところが、インスリン抵抗性自体が改善しても1カ月後のHbA1cは、せいぜい8前後です。
つまり、2ヶ月目以降というのは、インスリンでドーピングしているのと同じなのです(笑)
こんなチャンスは、一生に一度あるかないかです。
せっかくインスリンを処方してもらいながら、筋トレをやらない奴は阿呆なのです(笑)
ここで、最もやってはいけないことは、インスリンを処方されながら運動もせず、グダグダ食っていつまで経っても痩せない豚です。
確実に糖尿病は悪化して治らなくなります。
そういう訳ですから、インスリンを処方されたデブは、全く悲観する必要はないどころか、むしろ感謝すべきです。
注意点は、常時ブドウ糖を携帯すべきで、トレーニング以外の時も、万が一のことを考え携帯すべきです。
でないと、本当に死の危険性があります。
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