ここハノイでは海底ケーブルが切れちゃったとかで、ただでさえ遅いネットがほとんど使い物にならない状況に陥っていました。
そういった訳でブログの更新はおろか、メールの返信もここ数日間滞っております。
決っしてここぞとばかりにサボっていた訳です(笑)
そういう時に限っていろいろとご相談メールを頂いていたりします。
最近多いのが、「糖質制限でモヤシになり以前より耐糖能が悪化してしまった。どうしましょ?」というものです。
モヤシになると脂肪も減りますが筋肉も減ります。
糖質制限を行えば筋グリコーゲン貯蔵量も減ります。
糖尿病になっても同じことが身体で起きます。
同化できなくなるので筋肉が減り、血糖も吸収できないので筋グリコーゲンが減ります。
こういう時に筋トレを行っても、グリコーゲン不足、要するにエネルギー不足のため、本人の努力と頑張りにも関わらず大した強度でできません。
結果として、非インスリン依存による血糖の吸収も効果が現れにくく、糖が吸収できない→筋グリコーゲン不足→強度が上がらない、という悪循環になります。
同時に筋肥大についても同じことが言えます。
これを私は「モヤシ・スパイラル」と呼んでいます。
「糖毒モヤシ・スパイラル」と呼んでもいいです(笑)
ところが糖尿病初期のデブの場合、筋トレを行うと劇的に効果が現れたりします。
もう翌日から血糖値が上がらなくなるなてのはザラにあります。
デブというのは筋肉が減ったとは言え、デブ故にまだ相当量の筋肉が残っているからです。
デブに筋トレというトリガーさえ与えてやれば、糖尿病などあっという間に治ります。
今回は、そんなデブは放っておいて、モヤシ化してしまいモヤシ・スパイラルに陥っている人が、どう社会復帰すればいいのか?という問題です。
もちろん、残りの人生「糖は毒」と信じて、糖毒人生を全うするというのも一つの選択ですが、それですとモヤシ化というよりカルト化ですし、そもそも社会復帰になっていませんから除外します。
これは実のところ過去記事で何度も触れていまして、簡単に言えば血糖値を観察しつつ摂取する糖質の量を徐々に増やしながらトレーニングを行う、というものです。
その方法で改善した方々も大勢いらっしゃいますし、コメントやメールで報告も頂いております。
ところが中には、少量の糖質摂取で血糖値が爆発してしまう方もいらっしゃいます。
例えば、我らがドクターもやし教祖なんかは自身のブログで玄米食ったら高血糖とか、チキンナゲット食ったら暁現象と報告されています。
「治らないことを自慢してど~すんだ?このウスラ馬鹿。」と私は思ったりするんですが、こういうタイプの方々はどうすればいいのか、と言いますと、病院へ行って薬を処方してもらえばいいのです。
これも過去記事で触れたことがあるんですが、世の中のほとんどの糖尿病の薬というのは、とどのつまりは身体の同化を補助するものなのです。
つまり、薬で血糖値を下げながら(身体を同化させながら)、筋トレを行うのです。
ま、ドーピングするのと同じことです(笑)
皆さんの中には「薬」というと拒否反応を起こす方もいらっしゃいます。
無論、あらゆる薬には大なり小なり副作用があります。
だからと言って「薬=悪」という考え方はカルトと大して変わりません。
いや「考え方」ではないです。考えてないから(笑)
薬というのは正しく理解して、正しく服用すればあんな便利なものはありません。
淋病だってペニシリンで治っちゃうのです(笑)

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