「炭水化物が命を縮める!」衝撃論文の中身とは?(笑)

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ちはっす。

毎日新聞が提供する「医療プレミア」というサイトに、衝撃的な記事が掲載されました。

「炭水化物が命を縮める」 衝撃論文の中身とは

炭水化物が命を縮めるらしいです(笑)

そう言えば、ついこの間、

「マウスの実験は人間には当てはまらない」は科学ではなく宗教

という当ブログの記事において、

論文の読み方を知らない阿呆やカルトというのは、こういう寝言を言い出した挙句、コホート研究や統計を持ち出して「証明された!」などと言い出しますから注意が必要です。

と、注意喚起を促したばかりなのですが、その通りになりました(笑)
常に世間の一歩先を行く、当ブログです。

ところで、実は私は、このLANCETの元記事は読んでいません。
この記事を読む前に、英国NHS(英国の国営医療サービス事業)の、このLANCETの記事に言及した記事があって、そちらを先に読んでしまったからです。

Results of global fats and carbs study not very relevant for UK

英国NHSは何と言っているかと簡単に説明しますと、

この結果は、英国には関係ないし、食事ガイドラインを見直す必要もない。

と、けんもほろろです(笑)

京都の街医者は、「今回の結果を踏まえ、世界的な食事ガイドラインを再検討すべきである」と、鼻息も荒いのに、何ゆえ英国NHSは相手にもしていないのでしょうか?
その辺のところを、両記事を比較しながら、皆さんと笑って、じゃなかった、考えて行きましょう、というのが今回のお話です。


まず、上記「医療プレミア」の記事から、京都の街医者は、

この研究は低所得、中所得、高所得の18カ国を網羅しており、その点でも信頼性の高い研究だといえます。

と、言っているのに対し、英国NHSは、この点について、

調査結果は著しく誤解を招く報告で、調査の主な研究は、食事が非常に異なる低所得国や中所得国の人々を主に対象としているため、調査結果は英国には関連しない可能性が高い。

と、全く正反対のことを言っています。

その理由として、

この研究は、アルゼンチン、ブラジル、中国、チリ、コロンビア、イラン、マレーシア、パレスチナ領、ポーランド、南アフリカ、トルコ(中所得国)バングラデシュ、インド、パキスタン、ジンバブエ(低所得国)を含む 18カ国の35歳から70歳の成人を対象とした食品頻度アンケートを用いた集団ベースのコホート研究であった。

コホート研究は、すべての観察研究と同様に、様々な要因の影響を受ける可能性がある。
これは、ある要因(食生活)が別の要因(死亡または心臓血管疾患)に直接関連しているかどうかを確かめることはできません。


と、英国NHSは言います。

これは、まぁ、堅苦しく言うと解りにくいのですが、ちょっと考えれば阿呆にでも解ることで、例えば、仮にベトナムと日本で考えてみた場合に、ベトナム人は炭水化物摂取量が総カロリーの70%オーバーですから、日本人よりも多い。
当然のことながら、平均寿命は日本人の方が高いですから、やはりこれは「炭水化物が命を縮める!」と言える、訳がない(笑)

こんなヨタ話を真顔で語る阿呆は、そうそういないので、ここ笑うところです(笑)

考えてもごらんなさい。

食事の前に手も洗わず、食器を洗うタライの中で平気で足を洗い、よく洗いもしない草や葉っぱを食べ、ヘンテコリンな虫やミミズみたいなものを食い、病院へ行けば、行った方が病気になりそうな衛生環境、etc・・・。

普通に早死にするだろ(笑)

だから、むしろ、低所得、中所得の国々を含め、単純に炭水化物量と死因を比較できると思う方が、どうかしてるのです。


次に、英国NHSが「食事ガイドラインを見直す必要がない」と言っているのは、何故かと言いますと、

この調査によれば、総死亡率が跳ね上がるのは、炭水化物摂取量が77.2%の群で総死亡率は7.2%です。
総死亡率が低い他の群(46.6%で4.1%、54.6%で4.2%、60.8%で4.5%)では、現状の食事ガイドラインと大して変わらないのです(笑)

で、結論として、

研究の結果は、現在の食事ガイドラインをすべて覆すかのように報道されているが、少なくとも英国では、それは全くのミスリーディングです。

この観察研究が原因と結果を証明することはできません。


と、言っています。


ここまで読んで、「あれ?なんか変だな?」と思った読者の方々は、大変鋭い。

一番、総死亡率の低い群で炭水化物摂取量46.6%~54.6%って、糖質制限と言えるんですか?(笑)

そう言えば、以前に日経メディカルに掲載されたコホート研究では、

糖質の割合が低い(30~40%)群と高い(60~70%)群を比較した結果、
総死亡リスクは低糖質群で31%、有意に増加した。


と、ありましたが、この時、我らがドクター江部先生は、

結局、このメタアナリシスは、高糖質群(60~70%)と中糖質群(30~40%)の比較であり、糖質制限食(糖質10~20%)の群はどこにも登場しません。

糖質制限食には無関係の研究です。


http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2390.html より)


そうすると今回も、糖質制限食(糖質10~20%)の群はどこにも登場しませんから、無関係の研究ですよね?(笑)

なんか、都合の悪い研究が出て来ると「糖質制限とは無関係」で、都合の良さそうなものは「糖質制限ガー!」と、読めなくもないですが(笑)

まぁ、このブログの結論としては、

貴様、どの口が言うか、こら。

ということです(笑)


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コメント

No title

今回の記事も鋭いし、わかりやすいです!

信者もこういう文章を何度も読めば、徐々に洗脳が解けてくるのかも。。。

2018/04/08 (Sun) 21:16 | 東郷 #- | URL | 編集

東條さんこんにちは
いくら記事を読んだところで洗脳は解けないと思いますよ。
彼らは糖質制限で覚醒、生還してるらしいので。

そんな自分はやっとa1cが5.6になりました。
重量が上がるにつれてたべる量が増え、体重も増加してるのにa1cは下がるんですよね。
糖尿病改善には筋トレが一番なのに理解出来ない人が多いのが不思議です。

2018/04/09 (Mon) 07:18 | まさる #- | URL | 編集

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