以前に筋トレのメリットとデメリットという記事を書いたので、今回は糖質制限のメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
このブログを読んでいる良い子のみんなは、私のことをアンチ糖質制限者と思っているかもしれませんが、実はそんなことは全然ないです。
単に私は、カツ丼や抹茶クリームフラペチーノを時々食べたいし、モヤシになるのがイヤなだけです。
だから、個人的にはやらない、というそれだけのことです。
ハッキリ言って、他人がカツ丼やピザを食えないことやモヤシになることは、私にとってはどうでもいいことで、興味もありませんし、そういうことさえ気にしなければ、糖質制限というのは最も手っ取り早い糖尿病の改善方法です。
ちんたら有酸素運動などやるよりも遙かに効率的です。
だいたい、万人が高強度筋トレを始めちゃったら、私の大胸筋や大腿四頭筋の価値が相対的に下がるじゃないですか(笑)
私はそんな人格者ではないのです。
とは言え、ひょうたん親父のような糖質制限真理教のカルトが周りにいるとウザいですし、一緒に飯を食うと飯が不味くなります(笑)
飯食ってる時に「糖毒法蓮華教~」みたいな念仏を唱えられたら、口をこじ開けて砂糖でも放り込んでやろうかという衝動にかられます(笑)
まぁ、ですから、余計な能書き垂れていないで一人でやっていれば害はない訳です。
そういう意味では、一人で黙々と高強度筋トレで汗を流すストイックで崇高な精神の方が私は遙かに好きです(笑)
高強度筋トレというのは、糖尿病と戦っているようで実はそうではなく、自分自身と戦っているのです。
「できないことはしょうがない。しかし、できることには一切手を抜かない。」
ということで、それをやり遂げた時の達成感は今後の人生においても大いなる自信につながると思います。
ですから、まぁ、時々、糖尿病が改善した方からお礼のメールを頂くのですが、その人の頑張りと努力がどういうものだったのかを解るだけに、本当に自分のことのように嬉しいですし、また同時に、それは礼を言うのは私にではなく、それをやり遂げたその人自身に対してだと思います。
私がいくら「あれが良い、これが良い」なんて言っても、一歩踏み出すのはその人自身なのです。
馬を水辺に連れて行くことはできますが、水を飲むかどうかは馬次第なのです。
ま、余計な能書きはこれぐらいにしまして、まずメリットから、
メリット:
1.食い意地の張ったデブでも痩せられる
これは素晴らしいメリットです。
糖質以外は食べられますから、食い意地の張ったデブでもさほどストレスを感じないでできます。
カロリー計算しても、炭水化物を抜いてしまえばかなりの量を食えますから、デブの駆け込み寺みたいなものです。
2.とりあえず、血糖値は上がらない
これも、1と同様、素晴らしいメリットの一つです。
インスリンの分泌異常でもない限り、糖質を摂らなければ血糖値の上がり様がありません。
次、デメリットいきます。
デメリット:
1.糖質が食えない
糖質制限なんですから、まぁ、当たり前と言えば当たり前なんですが、糖質が食べられません。
しかし、世の中にはラーメンやカレーライスが大好物の方々も大勢いますから、そういう人達にとっては結構不便です。
あと、生き馬の目を抜くビジネス界の第一線で活躍する方々は色々と付き合いもありましょうし、おねーちゃんとディナーに行きたいスケベ親父の皆さんにとっても大変不便です。
2.モヤシになる
これはメリットでもある「食い意地の張ったデブでも痩せられる」最強のダイエットであるが故に、長期間続ければ確実にモヤシになります。
(その理論に関してはブログの過去記事を参照下さい。)
ま、現実問題として、糖質制限を1年以上続けている方でBMI25以上かつ体脂肪率20%以下の人などほとんどいませんから、ほぼ全員がそれ以下のモヤシということです。
ただ私はモヤシが悪いと言っている訳ではありません。
単に好みの問題ですから、それが気にならない人には何の問題もありません。
貧相な体つきがイヤだと思う人や、グローバルな男女交際を行っている人にとってはデメリットなのです(笑)
3.訳の解らないことを言い出す
ひょうたん親父のようなカルト化した糖質制限者は、よく訳の解らないことを言い出します。
「糖質制限で体調が良くなった!」
それはキミらが糖尿病のような病人や百貫デブのような半病人だからです。
糖尿病患者が血糖値をコントロールできるようになれば体調が良くなるのは当たり前ですし、デブが痩せても体調は良くなるに決まっているのです。
別にカロリー制限だって、有酸素運動だって、筋トレだって病状が改善したり痩せれば体調が良くなるに決まってるじゃないですか。
「糖質制限でコレステロールや中性脂肪が減る!」
これも糖質制限でコレステロールや中性脂肪が減ったのではなく、体重が減ったから減ったのです。
他の方法でダイエットしても、同じ様に改善できます。
「糖質制限でEDが改善した!」
太り過ぎです。
「糖質制限で髪の毛が増えた!」
ハゲ過ぎです。
「糖毒法蓮華教」
糖質へのルサンチマンが極まってくると、いよいよ奇っ怪なことを言い出します。
それは「糖毒」やら「炭水化物中毒」やら「人類本来の食事」とか「製薬会社の陰謀」なんていうヨタ話に集約されます。
ルサンチマンというのは、一見理論的に装っても、そこにあるのは単に「自分=善」とか「自分=正しい」という自我がエキセントリックに高まっただけのものです。
例えば「糖質を摂らない自分=善」という構造は、逆に言えば「糖質を摂る人間=悪」と同じことです。
「糖尿病で血糖値を上げないために糖質を摂らない」というそれだけの事実を「自分=善」という自我に適合するよう昇華されると、容易にそれは「糖質や炭水化物は毒」なんていう発想に変わっていきます。
糖質や炭水化物が毒なら、健常者はすぐ死にますし、普通に炭水化物も食っている私は、食後血糖値は上がりっ放しのはずですが、今年の3月以降、食後血糖値が上がったことなど一度もありません。
他の例で言えば、「金持ちは悪人」と思っている人は「貧乏である自分=善」ということです。
ルサンチマンに凝り固まる人の傾向というのは、事実を事実として受け止められない人に多い。
糖尿病になったということは、単にそれだけの事実ですし、糖質制限で血糖値が上がらないのは、糖質を摂らないんだから当たり前のことです。
「何で私が?!」
「何も悪いことしていないのに!」
なんて考える傾向にある人は、非常に危険です(笑)
規則正しく節制しようが、ハチャメチャな生活しようが、正しく生きようが悪行三昧だろうが、糖尿病になる人はなるし、ならない人はなりません。
糖尿病になった事実をありのままに受け止めれば、運動療法にせよ食事療法にせよそのように対処すれば良いだけのことです。
「何で私がこんな苦労をしないといけないんだ!」
糖尿病だからです(笑)
「この先、好きなものを食べられないと思うと泣けてくる」
という人もいます。
好きなものを食べたいなら、好きなものを食べられるように対処すればいいだけのことじゃないですか。
私は、この前、餅入りのぜんざい食いましたが、全く血糖値は上がりませんでしたよ。
(食後2時間で119)
ま、何事も No pain no gain なのです。
いずれにせよ、私がアンチ糖質制限ではなく、アンチ・カルトだということがご理解頂けたかと思います(笑)

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