
ちはっす。
ヒトの身体というのは、1分・1秒ごと、常にこの瞬間に体重は減り続けている、ということを以前の記事で説明しました。
ヒトはどのように太り、どのように痩せるのか?【ダイエットの初歩】
今回はデブの皆さんのために、ダイエットの基礎を勉強しよう!というテーマです...
更に、これに「加齢」が加わると、身体の分解・委縮が加速し、体重が一層減る傾向になって行きます。
厄介なことに、加齢によって分解して行く主なパーツは、筋肉です。
Human Aging, Muscle Mass, and Fiber Type Composition
ヒトの老化と筋肉量、筋線維組成
高齢者の骨格筋は、若年者と比べると25%~35%小さく、脂肪は有意に多くなっています。
若年者と高齢者の筋肉生検を比較すると、TypeⅡの筋線維がより小さくなっており、老化萎縮というものは、主にTypeⅡ筋線維の数およびサイズの減少によるものなのです。
つまり、速筋が減るということです。
そう言われてみれば、老人が爆発的なダッシュで走っている姿や、サンドバックが唸りを上げるようなミドルキックを蹴っている姿を、見たことがありません(笑)
だいたいが、のそのそ、ピョコピョコ歩いています。
もっとも、おっさんやおばはんでも同じ様なものですが。
速筋が減れば、爆発的な動きや瞬発的な動きができなくなるので、こういう動きは日常から姿を消し、益々速筋が減る、という悪循環になります。
そもそも、普段の日常生活において、こういう動き自体が少ないので、本人の自覚なしに進行して行くことになります。
速筋が減れば体重が減るので、体重が減ると体重分の負荷が身体からなくなるので、これまた速筋が減るという悪循環になります。
筋肉というのは、負荷がなくなれば確実に減って行くものなのです。
そう言えば、先日、こんな記事を見つけました↓
食事制限だけで痩せると筋肉が落ちるって本当なの?
【Q】食事制限だけで痩せると、筋肉が落ちて日常の身体能力が低下する、というのは本当ですか。
【A】ウソです。少なくとも肥満に悩む人が食事制限をしたからといって、筋肉まで落ちてしまうということは考えられません。
自分が「考えられない」ことは、ウソとなるようです(笑)
そもそも、食事制限だけで筋肉を減らさずに体重を落とすなんて離れ技は、ほとんど無理ですし、体重が減れば体重分の負荷が減るので、確実に筋肉は減ります。
そんなことは、MRIでダイエット前とダイエット後で骨格筋量を測れば検証できることです。
更に、
運動(一時的努力)で痩せた人はその筋肉量を維持するため、一生努力を続けなければなりません。あなたは高齢になっても運動を続けられますか?
ほとんどの運動音痴、かつ頭の悪い馬鹿の言い訳は、これです(笑)
別に運動が嫌いなら「運動などやりたくない」でいいのです。
誰も嫌いな奴に「やれ」とは言っていません。
しかしながら、無能なくせに自己顕示欲だけ旺盛な馬鹿というのは、常にもっともらしい言い訳を用意し、あたかも真実であるかのような物言いをします。
連中の言っていることは、「あなたの無能ぶりには目つぶりますから、どうか私の無能も見ないで下さい。」と、言っているだけです。
High-Intensity Strength Training in Nonagenarians Effects on Skeletal Muscle
この研究は、90±1歳の虚弱高齢者10人に8週間の高強度筋トレを行った、という少々無茶とも思える論文です(笑)
しかしながら、結果は、筋力増加は平均174±31%で、大腿筋の面積は9.0%±4.5%増加し、平均タンデム歩行速度はトレーニング後に48%改善し、筋力増加と相関して筋肉量も増加しました。
つまり、運動なんてものは、何歳になってもできるし、何歳で始めても結果はでるのです。

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