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糖尿病・代謝異常は何をきっかけに始まるのか?【たった一度の高脂肪摂取でインスリン感受性が悪化する】

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ちはっす。

糖尿病というのは、インスリン抵抗性あるいはインスリンの分泌不足によるインスリンの機能低下がもたらす代謝異常です。
では、糖尿病患者のこの代謝異常は、一体いつ何がきっかけで始まったのか?というのが今回のテーマです。

まずは、The Journal of Clinical Investigation に掲載された論文をご覧ください。

Acute dietary fat intake initiates alterations in energy metabolism and insulin resistance

この研究は、14人の肥満ではない健常者に、体重1kgにつき1.18gの飽和脂肪酸を摂取させ、全身への影響を調べたものです。

結果は、全身のインスリン感受性が25%低下し、肝臓のインスリン抵抗性は15%低下、、脂肪組織では34%低下しました。
また、肝臓の中性脂肪は35%増加し、糖新生は70%増加しました。

論文では、

チーズバーガーとフライドポテトに相当する飽和脂肪酸を摂取すれば、一過性のインスリン抵抗性を誘発し、肝代謝を損なうのに十分であり、飽和脂肪酸の持続的かつ反復的な曝露は、最終的に慢性インスリン抵抗性と非アルコール性脂肪肝につながる。


と述べられています。

また、

高脂肪の摂取は、米国糖尿病学会の推奨食事とは対照的であり、飽和脂肪酸の毎日の摂取量は総カロリー摂取量の10%を超えてはならない。



と言っており、結論として、飽和脂肪酸摂取の初期効果には、以下のものがあります。

  • 肝臓での脂肪貯蔵の増強。
  • 肝インスリン感受性の障害。
  • 炎症および保護経路を調節する遺伝子の肝臓での発現を変化させ、非アルコール性脂肪肝の発症の素因。


健常者の場合でこれですから、いわんや糖尿病のポンコツをや、という話です(笑)
つまり、我々の身体というのは、意外とポンコツと言いますか、センシティブにできており、たった一度の高脂肪摂取で一過性のインスリン抵抗性を誘発し、肝臓での代謝を損なうということです。

しかも、こんなのは全く自覚症状のないまま現れている話ですから、気付いた時には、もう遅いということになります。

既に糖尿病を発症している人の場合で言えば、健常者においてすら一過性のインスリン抵抗性が誘発されたり肝代謝を損なうわけですから、高脂肪摂取しながら糖尿病を改善、あるいは寛解・完治を目指すなど、火に油を注ぎながら消火活動するようなものです。

治る訳がない(笑)



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Theme: 糖尿病 | Genre: 心と身体

コメント

つまりは・・・。

「糖質さえ摂らなければ油はいくらでもOK!」
と のたまう方々へのちゃんとした裏付けのある反論ですね。

以前TVでそういった考えに染まったある人が、
「おやつはバターです」と言ってバターをそのまま食べていた
のを見ましたが、その時 確証はなかたのですが
「正気の沙汰ではないな・・・。」と直感したのは正しかった
のですね。

2019/09/25 (Wed) 16:41 | オオクボヤスシ #z.pXhEKY | URL | 編集
こんにちは

某糖毒ドクターもこういう記事をブログに上げたらいいのにね。
都合の悪いのは載せないんだもの。
ADAが糖質制限を採用したって書いてるから、ADAは脂質制限があるから糖毒ドクターの糖質制限が出来ないんですけどって質問したらADAが間違ってると批判しだしました。
糖毒ドクターが守りたいのは患者ではなく糖質制限なんですよね。

2019/09/29 (Sun) 07:13 | かな #Qn/nfvZQ | URL | 編集

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