
ちはっす。
前回記事、糖尿病になると何故がんリスクが増大するのか?の続きです。
見逃した人は、読んでね。
糖尿病になると何故がんリスクが増大するのか?
糖尿病になると、がんリスクが増大すると言われています。 糖尿病リソースガイドによれば、 糖尿病患者の死因の第一位は、がんだそうです。また、 同友会メディカルニュースによれば、 糖尿病により、がんになる総リスクは20-30%増加 ...
さて、前回の記事では、がん細胞というのは健常者の体内においても、1日に数千個はできており、それらは日々鉄壁の免疫システムにより排除されている、と説明しました。
とりわけ、免疫システム界の範馬勇次郎こと、キラーT細胞は地上最強のキラーぶりを発揮します。
しかしながら、範馬勇次郎は強過ぎる(笑)
強すぎるが故、一旦暴れ出すと収拾がつきません。
放って置くと我々自身の身体まで傷つけられてしまいます。(自己免疫疾患等)
そこで我々の免疫システムでは、範馬勇次郎を必要以上に暴れさせない仕組みがあります。
その役割を担うのがサプレッサーT細胞です。
サプレッサーT細胞は、範馬勇次郎をおだて、なだめ、褒め殺しで必要以上に暴れさせません。
免疫界の範馬勇次郎は意外と単純なので、これで上手く回って行く訳です。
ところが、糖尿病になり糖代謝が異常になると、この鉄壁の免疫システムにほころびが出始めます。
まず、範馬勇次郎のエネルギー供給は解糖系に依存しており、糖代謝が異常になると元気がなくなるのです(笑)
更に、脂質代謝が異常に亢進し出すと、モヤシのサプレッサーT細胞は脂質のエネルギー供給に依存しているため、俄然ハッスルし出します。
そんな中、がんの中には自前のサプレッサーT細胞を作り出し、毎晩のように範馬勇次郎を接待漬け、女漬けにし、自分を攻撃させません(笑)
こうして、糖不足で元気のない範馬勇次郎を益々弱体化し、潤沢なアブラの供給を受け、がん側のモヤシT細胞は益々ハッスルし、結果として、がんは自己の勢力を拡大して行きます。
どうした?勇次郎!背中の鬼を蘇らせろ!
かつては北極熊をも一撃でなぎ倒した地上最強の範馬勇次郎の面影はありません。
我々の身体は、糖代謝の異常とともに、このままがんや外部からの侵入攻撃に無防備のまま弱り果てて行くのでしょうか?
(ちなみに、糖尿病になり糖代謝が異常になると、感染症の死亡リスクも上がります。)
この状況は、ウルトラセブンの最終回を思い出させます(笑)
満身創痍のウルトラセブンが最後の力を振り絞って、ゴース星人に立ち向かいます。
セブンは誰のために命をかけているのか?
今、地球のために戦っているのは、地球人ではなくウルトラセブンなのである。
そんな中、ウルトラ警備隊のキリヤマ隊長が言います。
行こう!地球は我々人類自らの手で守り抜かなければならないんだ!
感動した!
感動したところで、次回に続きます(笑)
この記事は【糖代謝異常の改善はがんリスクが低下する】へ続きます。

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