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【ダイエット】ヒトは何故リバウンドするのか?【リバウンドの理論】

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ちはっす。

今回は、ダイエットを行ってはリバウンドを繰り返すリピーター・デブの皆さんのための有難い記事です(笑)
「まぁ、また痩せたらいいや。」と軽く考えがちですが、この記事を読めば震え上がることになるでしょう。

記事で明らかにしますが、リバウンドすると前回の状態よりも確実に体脂肪率が上がって行きます。
つまり、リバウンドを繰り返せば繰り返すほど脂肪が増えて行きます。
更に、リバウンドの回数が増えるにつれ、2型糖尿尿病のリスクが跳ね上がって行きます。

最悪なのは、糖質制限でリバウンドした時です。
一撃で糖尿病発症になりかねません。

あ~恐ろしい。

恐ろしいと言えば、糖尿病患者の方がダイエットに成功して血糖値を正常に保っていたとしても、リバウンドすれば一撃で元のポンコツ糖尿病に逆戻りします。

かくも恐ろしいダイエットのリバウンドですが、一体如何なる理屈でそうなるのでしょうか?


ダイエットを行うと熱産生が低下する


我々は生きている限り、体温を36度近辺に保っています。
常にエネルギーを消費し、熱を産生している訳です。
熱は温度の高い方から低い方へ移動します。
したがって、外気温との差分、常に体表面から熱が放射されています。
熱はエネルギーの移動する手段ですから、身体から外へ熱が移動すると身体のエネルギーは減ることになります。

当然のことながら、体表面積が大きければ放出する熱は多くなるので、エネルギーも多く消費します。
体表面積を近似値的に決定するパラメーターは、身長と体重です。
体重が減れば、確実に体表面積は小さくなり、エネルギー消費は減ります。

更に、これだけではありません。

Low 24-hour core body temperature as a thrifty metabolic trait driving catch-up fat during weight regain after caloric restriction

カロリー制限を行うと、身体はエネルギー不足を感知し、代謝を変化させます。
例えば、身体がエネルギー不足を感知すると、BAT脱共役タンパク質1(UCP1)の発現がダウンレギュレートされ、脂肪の消費を節約する方向へ身体は向かいます。

他にも、筋肉の速筋線維を犠牲にして遅筋の割合を増加させ、タンパク質代謝回転率を低下させ、エネルギーの節約を試みます。
大きい筋肉は、エネルギー不足の状態では維持する効率が悪いので、頼んでもいないのに勝手に捨てられてしまうのです。

こうして、身体はいろいろと代謝を変化させ、エネルギー不足に対処しようとします。
とは言え、ほとんどのことはエネルギー不足が解消されれば元に戻ります。
しかしながら、熱産生の低下と、捨てられた速筋は元に戻らないのです。

まぁ、当たり前のことですが、減った体重分の体表面積を元に戻そうと思えば、元の体重に戻さなければなりません(笑)

ほんのわずかな体温の低下が、エネルギー消費の減少につながり、それはダイエット終了後も続くので、いきなりエネルギー供給が増えて行くと、脂肪の蓄積が増加して行ってしまうのです。
当然のことながら、捨てられた速筋は何もしなければ元には戻りません。
つまり、普通にダイエットして普通にリバウンドしたら、以前よりも速筋が減って脂肪が増えてるだけなのです。

まずいことに、ダイエット直後というのは、骨格筋は栄養不足で疲労困ぱいしているのですが、食い意地の張った脂肪細胞は腹ペコで逆に食う気満々になっています(笑)

その辺のところを次回で。

ヒトは何故リバウンドするのか?【第2回】リバウンドによる体重の回復は、確実に以前よりも脂肪の割合が増える

お待たせしました。...




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コメント

No title

リバウンドはしない1回の成功で体系維持が大切ですね^^

2019/11/19 (Tue) 20:17 | ワタリドリ #- | URL | 編集
糖質制限の落とし穴

私はかつて摂取カロリーを極端に抑えてダイエットをした経験があります。痩せました。同時に太ることが恐怖の摂食障害予備軍レベルにまで達しました。
コンビニバイトを始めた頃、廃棄のパンやお弁当を見てトリガーが外れたように食べてしまったことがあります。
制限をする、そこに無理があるといつか弾けますね。
今は自分に合ったダイエット法で理想の体型になり、ダイエットから維持するところまで来ました。やはり、無理は禁物、極端な偏りは身体にとって不自然なので、いつか弊害が起こりますね

2019/11/23 (Sat) 04:03 | futakouh #5YeHV346 | URL | 編集

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